沙羅、最多更新57勝&節目の100度表彰台! 今季初勝利
◆W杯スキー(9日)
ジャンプ女子はノルウェーのリレハンメルで個人第15戦(HS=ヒルサイズ140メートル)が行われ、18年平昌五輪銅メダルの高梨沙羅(クラレ)が合計296・9点で今季初勝利を挙げた。
強い追い風に苦しむ選手が多い中、1回目首位で迎えた2回目も127・5メートルまで飛距離を伸ばし、地元のマーレン・ルンビ(ノルウェー)を1・5点差で振り切った。男女歴代最多を更新する通算57勝目。節目のW杯通算100度目の表彰台に花を添えた。
W杯ジャンプで表彰台登壇回数100度以上となるのは、歴代最多108度のヤンネ・アホネン(フィンランド)以来、史上2人目の快挙。沙羅は、表彰台回数でもついに大台に乗った。
W杯ジャンプの通算表彰台登壇回数ランキングは、以下の通り。
〈1〉108回 ヤンネ・アホネン(フィンランド)※
優勝=36回
2位=44回
3位=28回
〈2〉100回 高梨沙羅(クラレ)
優勝=57回
2位=26回
3位=17回
〈3〉92回 アダム・マリシュ(ポーランド)※
優勝=39回
2位=27回
3位=26回
〈4〉88回 グレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)
優勝=53回
2位=20回
3位=15回
〈5〉80回 シモン・アマン(スイス)
優勝=23回
2位=31回
3位=26回
※は引退選手。女子は沙羅のみ。