おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- トランプ「フロリダは絶対に落とせない州」。今日の昼過ぎに出てくると見られる選挙人数29フロリダの開票結果。選挙人数の多い州(テキサス、オハイオ、ノースカロライナ、フロリダ、ペンシルベニア)に大注目。ペンシルベニアなどの州に対し、新たな争いを起こしまくるトランプ。しかし、続々州裁に退けられている今。
…SKEW、VIX、VXNが揃って大幅に反落の今日。
バイデン勝利を織り込んでの上昇&「決まらないのでは」という懸念が後退し、「数日内に決まる」というムードが広がっての、アク抜け感での上昇(しかし、来週(火・水)あたりまでに決着しなければ、再びマーケットへのリスクオフ因となる、とはJPモルガン藤戸さん)。
バイデン勝利を織り込んで、米10年物国債利回りは一時0.9%(7:50で0.904%)にタッチ(”悪い金利上昇”懸念で)。⇐故に、銀行株が殊更強かった今日。0.9%台は6月以来(HYや社債が急騰し始めの頃)。
今朝のモーサテで、ホリコさんは「バイデン勝利だと企業の資本コストが現在10%⇒15%に上昇してしまう。要注意」と言っていました。増税後も投資家への配分を6%のまま維持し続けると。⇒企業は資金調達しにくくなり&投資家は企業に投資しなくなってしまう悪循環リスクが上昇。故に、富裕層への増税は、ひいては米経済悪化へと導く、と。
…IPO上場直前で、延期となった中国アント。昨夜の香港CFDは荒い値動きとなりました。中国当局から管理監督上の指導が入り、IPO延期。これは、アリババ元CEOマー氏が中国の金利監視システムについて批判的意見で発言していたことが因と見られています。
…米大統領選の決着が長引けば政治空白期間となり、米の「隙」を狙って、中国・イラン・北朝鮮etc. が動いてくるリスクもあります。いわゆる「力の真空」期間。隙を与えることになります。
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- 中国人民軍による「台湾攻撃」(⇐笹川平和財団は”杞憂ではない”と。)
- 尖閣諸島侵略
- 南沙諸島での何らかの誇示
- 北のミサイル発射、サイバー攻撃
- イラン
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⇑の情報に注意。
…9/16.17日銀政策決定会合の議事要旨と、10月マネタリーベースが8:50に出てきます。バイデン勝利で、米が「悪い金利上昇」となれば、世界中に悪いインフラからの経済悪化、からのデフレ懸念が波及し、為替が荒れることでしょう(そして、FRB出動期待で株が上昇、の今までのローテーションが今後も通用するのか)。今朝のモーサテでは、
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- バイデン勝利が、マーケットへの影響が大きい(負の影響。しかし、時間を空けて出てくる、と)。
- 米大統領選後は、保護主義(内需拡大)期待からのドル安が経験則だが、「今回は、10年債金利上昇故のドル高⇒106、107円方向へと。
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と言っていました。(大和アセットマネジメント)
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- ドル信認低下なら、円高ドル安。100円割れもある、と。
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⇒「日本経済にはリアルな恐怖」と笹川平和財団。
…英イングランド銀行が、5日にも追加経済対策を発表すると見られています。&マイナス金利導入論も現実味を帯びている今の英。
今週木曜から都市封鎖。6:30に136.55⇒9:00に137.124。6:30にポンド/米ドル 1.3066。
…EU各国では、ISによるテロが多発しています。イスラミックステート。入国管理が緩いが故に、簡単にEU圏に入ってきているとのこと。
…今後のマーケットの懸念は、米各陣営支持者同士の対立、どちらに決まっても。暴動懸念、特に暴徒化懸念。「非常事態宣言」を出す権利はトランプ。しかし、暴動がおこるとすれば、「投票後」「開票後」に。
バイデン勝利を見込んでの、ヘッジ⇒一気に買い戻し、だった今日のNY。でも、①バイデンの巨額財政出動による救済案も、いずれは疲弊するとマーケットは見ている。②トランプ当選だとマーケットは負の方向へ。…いずれにせよ、米マーケットは中長期的には悪い方向に向かうと見る向き多勢。
…故に、今回の米大統領選は戦争に例えられる。故に、今の国債は”戦時国債”という危険な代物か。世界を混乱に陥れる因も含んでいる「大統領選後」。
よろしくお願いいたします。