暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#101

2020-11-05 15:10:43 | 日記

こんにちは。

 

<気になる材料>

  • 日本時間で16:00に発表。イングランド銀行。かなり動くと見られる。

…風向きが良くない英。上値が重い英ポンドですが。

英経済は完全に”鈍化”の波に呑まれており(特にサービス業)、今日のイングランド銀行金融政策委員会の決定として、資産購入プログラム(債券買いオペ)の目標額が大幅増額されると見ているマーケット参加者多数(英サン紙記事)。

政策金利は据え置きと見られていますが。資産購入プログラムの買い入れ額予想は、

          • ソニーFH:1000億ポンドの増額(or 最大で2000億ポンド)
          • ブルームバーグ記事:「1500億ポンド前後の上積みとなる可能性が高い(最大で2000億ポンド)」

…「2000億ポンド」が共通。

2000億ポンドは約27兆円。大丈夫か財政赤字。ベーシックインカムで疲弊している筈(英のヒーラーは、ジョンソン首相の退任を予言していた。年内に)。”発表時間の前倒し”作戦も(3月もこの手を使った)、マーケットを意識してのこと。資金をロンドンシティに還流させたいジョンソン首相。=よほど経済が立ち行かないのか(対米ドルへのトリガーにならないか?)。

日本時間16:00発表。

…明日の米雇用統計。先行指標となるADP民間雇用統計の数字が市場予想より大幅に悪かったので、明日の雇用統計(市場予想は⇑と見ている)に要注意!

…昨日、正式に”パリ協定離脱”となった米。⇒今後、エネルギーコストが上がってくる米。

 

 

 

 

 

よろしくお願いいたします。


株価予想日記#100

2020-11-05 08:29:25 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 昨日勝利宣言っぽいことをしたけれども、トランプ劣勢に。バイデン優勢な今。⇒買い優勢な米マーケット、決着に時間かかると見られるが、悲観的ムードは無し。

…猛烈に追い上げてきているバイデン。午前6時からの演説では、「集計終わるまで勝利宣言はしない」と、トランプとは対照的に有権者を尊重した態度を表したバイデン。

ラッセル2000(小型株指数)が⇑0.8%だった今日。ミシガン州を取り、バイデン有利となってくるにつれ、上院での追加経済対策の額の規模が上昇&中小企業への救済期待が上昇、とマーケットは見ての(トランプは中小企業救済の意思が薄かったので)。故に、金利下落からの、ナスダック4%上昇&小型株まで上昇。グロースとバリューが入れ食い状態な米。しかし、バイデンの「大きい政府」が再びマーケットでクローズアップされてくるならば、再び「悪い金利上昇(国債売り)」となるか(しかし、12/8までは織り込まれないとも)。「世論調査が全く当たらない」という事を思い知った今回(昨夜のバイデン銘柄の急落、からの急買戻し)の振り回されっぷり。しかし、米株から、他国債へとシフトしてきているとも(米株が割高なので)。⇒米株を売って、その国の通貨建て国債を買う流れ。⇒故に、ドルが売られている今、と今朝のモーサテ(大型景気策が出てくると見られている来年なので。トランプでもバイデンでも)。

議会では伸び悩んでる民主党。上院は共和党有利。

…トランプの訴訟は必至とみられ、

        • 票の再集計を要請
        • 中西部は開票の停止を

等々。自らの劣勢に不満を表しているトランプ。覆すために、徹底抗戦・法廷闘争etc. 時間がかかると見ているマーケット。既にミシガン州で提訴したトランプ。米大統領選は「誰かが敗北宣言しないと終わらない」というシステムなので、12/8くらいまではリスクオンとしても、来年1/10の下院での決着にずれ込むとなると(長期戦に持ち込みたいトランプの作戦)、ぐったりします。故に、長期的にはドル安傾向と見ている米マーケット。

…今後の予定としては、

        • 12/8に「セーフ・ハーバー」(選挙人確定日)
        • 12/14「選挙人による投票日」

⇑12/14で過半数に届かなければ、「下院で決める」という法律がある米(選挙で選ばれた下院ではなく。”従前の下院”による。各州1票)。⇒従前のルールで、1/10に決定させる不明瞭な取引である1/10ルール。⇐共和党に有利となるルールなので、トランプが有利に。

為替的リスクとして、①米上院追加経済対策、②法廷闘争、を嫌気しての、対ユーロマーケットで、米リスクオフ感が出やすいと見る⇒故に、円高傾向。しかし、トランプ有利で米株上昇ならば、対ユーロ・豪でリスクオン的なドル安になる、ともモーサテ。

マーケットのマイナス因として、来年は①米景気対策(世界への影響大きい米なので)、②ワクチン動向(コロナ動向。今後の死者数に注意)、③緩和政策でのFRBの国債大量購入、があると見られているので、注意!

…アンティファ vs クラウドボーイズの暴動・暴徒化が不安視され、&米の政治空白を狙ってくると見られる中国やロシア、イラン、北朝鮮etc. 。米の今日のリスクオンムードは、

「トランプ優勢、からの⇒大型財政出動の可能性が無くなった、と見ての「悪い金利上昇」懸念後退での、金利低下(米国債が買われた)⇒故に、財政赤字も拡大しないだろうと見ての(国債買われたにもかかわらず)、定番測“強い$”方向へと(105円台)。⇒しかし、トランプの声明表明後にジワジワと巻き返してきたバイデン票。⇒ひっくり返っている筈なのに、マーケットは”トランプ優勢”の時のままのリスクオンムードを引きずり続け、からの今日の米株高」

⇒米マーケット特有の”ご都合主義的相場”とマネックスの広木さん。「すべてを織り込んでの今朝の米終値。前回の2000年大統領選法廷闘争の時には、決着まで1か月くらいかかったので、現況では、ラッセル2000が、転換して⇑0.8%、12/8の”セーフ・ハーバー(選挙人確定日)”までは織り込み済み」とも。

 

 

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。