おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- バイデン次期大統領「大規模追加経済対策今すぐ必要」⇐230兆円規模。(中小企業への給付支援。州政府への大規模な支援(トランプが反対していたやつ)など。「300万人雇用創出」とも。経済界、労働組合、政府の3者オンライン会合で)
…ダウ、SP500が史上最高値のNYでした。シカゴ先物も7:00で26000台に乗せています、ワクチン期待第2段階で。
コロナ影響を受けていた銘柄(ボーイングや旅行etc. )が戻ってきています。今日も一段高と見られる東京市場。バブル期の「株高円高」則が戻ってきていた昨日(危険信号ではないか?)。NYでは「リスクオンの円安」。
為替は、ユーロが怪しい雲行き。ハンガリーとポーランドがEU復興基金予算案に反対の意を表している、と伝えられ(ハンガリーは拒否へと)、来年1月までに予算案ができなければ各国の資金拠出(復興債立ち上げ)に遅れが生じ、せっかくまとまったEU復興基金が崩れるかも、と。12月のECB理事会では、資産購入プログラムの増額etc. 大規模追加経済対策をやる、とマーケットは既に織り込み済みですが。ドル円は、NY時間で「リスクオンでの円安」則が戻ってきました。
ポンドは、首相官邸筋が「話し合いはあと10日だ」「年末までの離脱合意案発行には、既に遅すぎるかもしれない」とEU側へ揺さぶり発言を相次いで出しています。ジョンソンは自主隔離中な今。
…中国の設備投資が9.5%減少というニュース(中国の景気回復が公共事業頼みだという事が鮮明に)。しかし、
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- 工業生産は9月水準を上回った(7ヵ月連続の上昇)⇒インフラ関連(コンクリetc. )の伸びが顕著。
- 固定資産投資(オフィスビルetc. )も、前年同期比1.8%の上昇。マンションや不動産開発etc. も5ヵ月連続での上昇。⇐故に、旺盛な中国人の不動産投資意欲が顕著。
- 10月小売売上高も増加(特にレストランetc. 外食)、市場予想の5%は下回ったが、個人消費の力強さを確認(アリババの独身の日の売り上げは、12兆円超えだった)。
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⇒故に、欧米よりも強い回復基調が見て取れる中国(自動車では、2月ボトムの、3月から回復していた自動車販売)。仲間外れ的にされている中国だが、各国は「いかに中国を取り込むか」に尽力中。RCEPに中国が入ってくる意味は大きいが、後々主導権を狙ってくるだろう(アフリカ各国の港湾を差し押さえるetc. ヤクザ的やり方。印は中国が居るのでRCEPに不参加)。
- 米経済の回復で、円安(107円方向)へと向かうと見られている日本ですが。
経験則①「年末じり高」⇒今年も当てはまる。②「大統領選後に強含む」⇒今年も当てはまる。
しかし、足元の「デジタル庁来年9月発足」で、返り血を浴びているスガさんとか河野さん、平野さん(今まで各省庁の予算でやってきた部分に民間人を導入してくるので省派ブーイングがすごい今)。
通常国会召集は「来年1月前半」と睨むマーケットやいろんな人々⇒故に「解散総選挙の有無に注目」とは、もうどこも言わない(”しっかり改革していくスガさん”が定着か)。
デジタル・カーボンニュートラルにおいて、致命的に出遅れている日本なので「政府のコミットが必要」と、今朝のモーサテ日生基礎研のヤジマさん。「企業側の、2050に向けた設備投資の勇気が出ないのは、いつ政府が梯子を外してくるか分からないから(過去の経験から)」とも。
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- 再生エネルギーが追い風であることは間違いない。
- 蓄電池、送電線も見直されてくる。
- 人口が減少の一途をたどる日本だが、インフラへの影響は少ない(Ex. 水道なら、単一地域事業ではなく、周辺地域での合同事業にするとか)。
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色々な民間の知恵があるのに「権力党派でこれらの知恵を活かさない政府」を本当にぶっ壊せるのかスガ首相(日本郵政の最近を見ても、小泉さんはぶっ壊せなかった)。
よろしくお願いいたします。