先日私の手元に渡ってきたエンドウのタム500でしょうか、2軸タンク貨車です。
外観はご覧の通りの状態で、大きな破損は無いものの手すりやステップが若干曲がっています。
今回はこの辺りを少々手直ししようと思います。
まずはこの手すりから。
ラジオペンチ等で曲げを直し、ハンダ付けをし直してあげます。
ハシゴやステップもやや曲がっていますのでこれらも直します。
取れかけていたステップは一度外した後に形を整え、再度ハンダ付けをしました。
下回り関係は、片側側面の車軸周りの表現が全て無くなっていましたのでこれを復活させます。
生き残っている側のパーツを複製する為、赤丸内のツメを起こして外します。
ご覧のようなプレス製のパーツですので、板に固定してから片面取りで行きます。
ゴム型が出来ました。
複製も出来ました。
サフ吹きをして黒く塗装をすれば完成です。
細かい作業が終わったら車体の塗装をします。
洗浄後にプライマー・黒の順に塗りました。
今回は横着をして塗装の全剥離をしていません。
真っ黒な車体だけでは物足りませんから車体標記をデカールで作って貼り付けます。
Nゲージで製作したタム400形(濃硫酸専用)と同様の仕様にしました。
デカールを作る際は元のデータを拡大するだけのお手軽な作業でした。
デカール貼り付け後はクリアーを吹いて保護し、完成です。
曲がっていた手すりも綺麗になりました。
複製したパーツを貼り付けた下回りも違和感なく仕上がったようです。
こちらはオリジナルの足回りです。
そしてこちらが複製したパーツを取り付けた足回りです。
たまにはこんなお手軽加工も楽しいですね。
以上!