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Nゲージ・KORAIL ムグンファ号の製作その27

2009年11月30日 | ただいま製作中
Nゲージ・KORAIL(韓国鉄道公社)ムグンファ号の製作その27
引き続き電源車の製作です。

これまでの製作過程はこちら。
・7400型ディーゼル機関車の製作・・・製作記事No.[1][21]

・99501型電源車の製作・・・製作記事No.[22] [23] [24] [25] [26]




今回は99501型の車体表面にあるステンレス車体のビードの表現についてです。
GMから販売されているコルゲート板ではラインが多すぎる為使えませんし、
他の車体から移植するのも無理がある為、何らかの方法で自作せねばなりません。




ビードについて色々と検索をかけて調べて見ましたが、釣り糸(テグス)を使って再現するのが手っ取り早いようです。
太さはどの程度の物が最適なのか分からないので、とりあえず手持ちのプラ棒(直径0.3mm)より細い物を
という事で、1.5号(直径0.205mm)を買ってきました。
色が付いていた方が作業しやすいと思い黒色のテグスを購入。




車体の切れ端を使って早速作業開始。




テグスを使ってビードを再現、とここまでは調べが付きましたが、何で接着するのかが分からない為
まず初めにタミヤセメントの流し込みタイプで行ないます。
ABSの車体に効くかどうか不明ですが一応試作という事で。




接着後軽く爪を当てただけで取れてしまいました。
しかも糸は全くの無傷。
スチロール樹脂用接着剤と謳っている物ではこの糸を溶かす事が出来ないようで・・・。
そうなるとやはりアレの出番かな。




釣具店で入手したαメイト瞬間接着剤。
これは通常の瞬間接着剤より流動性が高く、流し込みがとてもし易い物です。




今度は大丈夫なようです。
強引に爪をかければ剥がれてしまうかもしれませんが、そもそもそんな扱いを模型にはしないので
まあこれで大丈夫でしょう。




2本目を貼り・・・。




それっぽく見えるように、計7本貼って見ました。




様子を見るためサーフェーサーを吹いてみました。
・・・が、これはちょっと・・・クドいかも(汗)




糸の張りが足りなくて若干浮いている部分があることを差し引いても、
やはりこれはちょっとオーバー過ぎるかもしれませんね。




見慣れたらそうでもないのかもしれませんが、いかにも棒を貼り付けました的な感が拭えないので、
1.5号より細いテグスで再度試してみましょう。




用意したのは0.3号(直径0.090mm)のテグス。
1.5号黒色のテグスを使った時、糸の裏まで接着剤が回ったのか確認し辛かった為、
今回は色の付いていない無色透明の物です。




さて接着ですが、期待はしていませんが一応と言う事でタミヤセメント(流し込みタイプ)からスタート。




5本並べて接着してみました。




はい、失敗です(笑)
車体端部を指で撫でただけで剥がれました。もちろん糸は無傷。




そしてαメイトの登場。




6本並べて・・・。




余白をカット。
今度は線が細くて良い感じです。




サフ吹き後はこのようになりました。
これならば使用に耐えられそうです。




別角度から。
ちょっと昔の完成品やGMキット並の表現にはなったでしょうか。
気になる方はもっと細いのでも大丈夫かも。
しかし・・・この方法を使えばいろいろと遊べそうな予感。

追記
・サフの乾燥後に表面を爪でコリコリ擦ってみましたが、サフの剥離はありませんでした。
塗装にも耐えられる仕様だと思います。

・20m級の車体で試して見ました。あわせてご覧下さい。
ステンレス車体のビードの試作 実践編その1


以上、11/28~30の作業。
続きはこちら。
Nゲージ・KORAIL(韓国鉄道公社)ムグンファ号の製作その28

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