気動車と船で例の市場を体験しに行く旅 1スレ目
プラ製のイスは尻が蒸れるの巻
2008.11月
はい、という事で皆さんご存知の市場の中を走る列車を見てきました。
バンコクの西方にあるWongwianyai駅からひたすら下り、Maeklong駅を目指します。
と簡単に言いましてもこの路線、途中にある川で途切れていまして、
そこを船で渡り再び列車に乗り換えるという、少々厄介な路線なのです。
しかも渡った先の線区は一日に4往復しか走っていないと言う有様。
予めある程度の予定を立ててから行かないと長時間待たされる事になるのです。
今回は夕方までにバンコクへ戻らなければならなかった為、市場のあるMaeklong駅で20分しか無く、
しかも車中からしか市場を体験できませんでした。
Maeklong駅で1本後の上り列車に乗っても夕飯までにはバンコクに着けるので、
時間に余裕のある時には地上側から、市場に進入してくる列車を体験したい所。
図中の「91」「45」「20」は次の列車への乗り継ぎ時間(単位:分)を表します。
特に「91」「45」は船の所要時間では無いので注意。
まずは早朝のWongwianyai駅へ。
6時台ならばSukhumvit通り界隈からタクシーで所要時間約20分、100B位です。
Wongwianyai駅の駅名板。
この駅については「フアランポーン駅じゃないバンコクの駅へ行って見よう」
を参考にどうぞ。
6:54
7:00発の列車を待つ乗客。
6:55
7:00発の列車が到着。
日本の通勤ラッシュと同じで、上りの乗客が圧倒的に多い。
まだ朝ご飯を食べていないのでこの7:00発は見送る事に。
7:08
列車が行ってしまった後の駅周辺。
炒め物の煙が目にしみます。
食事は屋台がたくさんあるのでお好きな物をどうぞ。
今回は車内での飲食を考えて粉物の揚げと焼き物をチョイス。
焼き物はココナッツの果肉が爽やかな甘さを醸し出す一品。
計18B
7:33
7:40発の列車が到着。
4両編成の列車は満員だった事でしょう。
早速乗車です。
下り列車は座席が埋まる程度。
乗車券は7:00発の列車が出た後に窓口にて購入。
メークロン線の東側の終点、Mahachai駅まで10Bです。
7:40発車。
しばらく道路と平行します。
ドアは開放している時が多い。
7:53
画像が傾いている訳ではなく、車体が大きく傾いています。
この路線では所々こう言った状態が見られます。
地面に湿気の多い所を走っている為、線路が沈んでいるのでしょう。
川もいくつか越えます。
少し増水するとすぐに水没しそうな雰囲気。
7:56
たぶんWat Sai駅。
7:59
たぶんWat Sing駅。
たぶんだらけなのは半分寝ていたから(言い訳
草を掻き分け進みます。
8:22
上り列車との交換。
大きく立派な水門。
8:38
急に線路際に家が増えだすと・・・。
8:39
Mahachai駅に進入。
この駅も僅かながら市場に侵食されている。
でもこれで満足してはいけないのです。
8:40
Mahachai駅に到着。
駅構内と市場が同じ建屋で繋がっている。
この駅から一旦渡し舟に乗り換え、対岸にあるBanlaem駅へ向かいます。
今回はすぐに船着場を目指さず反対方向へ。
何しろ90分ありますので。
Mahachai駅の駅名板。
線路上の様子。
列車の頻度がやや多いので出店の侵食具合は少ない。
列車が引き上げた後の構内。
構内を横断の際は機械油と水気でヌルヌルしているので注意が必要です。
駅終端にある車庫。
2~3編成を収容可能。
8:47
では、対岸へ向かうべく駅を出発。
とても小さい駅前ロータリーを出て右へ向かいます。
路上に設営された店で道路幅が狭くなっている。
ここはとにかくまっすぐ進みます。
海と川が近いだけあって魚介類が豊富。
来た道を振り返る。
ここも路上が濡れているので滑らないように。
ちなみに駅~船着場の間にあるコンビニはこのセブンイレブンだけ(だったと思う)
左手に時計塔とカマボコ型の屋根が現れると船着場に到着。
8:52
料金3Bを支払い桟橋へ。
船の前方にバイク、後方が乗客。
船長さんの舵捌き。
この川(ターチン川)は比較的大きな船も通るので小型の渡し舟は注意して運航しています。
対岸の船着場が見えてきました。
真横を漁船が通り過ぎる。
8:57
対岸に到着。
人とバイクとが一斉にスタート。
船着場を出たらすぐに右へ進みます。
干物が干してありました。
何かの施設の正門のような物がありますが、躊躇せずに前進しましょう。
ちょうどロイカトン(灯篭流し)のお祭の時期でした。
準備で大忙し。
荷台に乗せた傘が電線に引っかかり立ち往生の図。
「見ないでいいから!」みたいなおじさんの顔がいい味出てます。
いよいよ道が終わりのような感じですがまだまだ前進。
ここで引き返すと駅に着きません。
砂利道になっても進み続けると線路が見えてきます。
最後はぬかるみの上の枕木通路を歩き線路を渡ります。
すると大きくカーブしたホームが見えます。
ここがBanlaem駅。
9:16
Banlaem駅に到着。
本線路上にいきなり鎮座するジャッキ。
さて、駅本屋に向かう為ホームを進みます。
脇には店なのか家なのか判断の付かない建物が寄り添っています。
1軒だけは食堂と確認出来ました。
一番奥、川のほとりにBanlaem駅の駅本屋があります。
手前の白い小屋はトイレ(ホンナム)、奥の黄色い壁が事務所。
事務所には駅員らしき人が2人位居て、Maeklong駅までと告げると切符を出してくれます。
値段は10Bと言うのでとりあえずは10Bを支払いましたが・・・。
実はこれが後に、ちょっとした謎となります。
車止めの先にある駅名板。
Banlaem-Maeklong Line との表記。
ここから目的地Maeklong駅を目指す訳です。
続きは次スレにて
プラ製のイスは尻が蒸れるの巻
2008.11月
はい、という事で皆さんご存知の市場の中を走る列車を見てきました。
バンコクの西方にあるWongwianyai駅からひたすら下り、Maeklong駅を目指します。
と簡単に言いましてもこの路線、途中にある川で途切れていまして、
そこを船で渡り再び列車に乗り換えるという、少々厄介な路線なのです。
しかも渡った先の線区は一日に4往復しか走っていないと言う有様。
予めある程度の予定を立ててから行かないと長時間待たされる事になるのです。
今回は夕方までにバンコクへ戻らなければならなかった為、市場のあるMaeklong駅で20分しか無く、
しかも車中からしか市場を体験できませんでした。
Maeklong駅で1本後の上り列車に乗っても夕飯までにはバンコクに着けるので、
時間に余裕のある時には地上側から、市場に進入してくる列車を体験したい所。
図中の「91」「45」「20」は次の列車への乗り継ぎ時間(単位:分)を表します。
特に「91」「45」は船の所要時間では無いので注意。
まずは早朝のWongwianyai駅へ。
6時台ならばSukhumvit通り界隈からタクシーで所要時間約20分、100B位です。
Wongwianyai駅の駅名板。
この駅については「フアランポーン駅じゃないバンコクの駅へ行って見よう」
を参考にどうぞ。
6:54
7:00発の列車を待つ乗客。
6:55
7:00発の列車が到着。
日本の通勤ラッシュと同じで、上りの乗客が圧倒的に多い。
まだ朝ご飯を食べていないのでこの7:00発は見送る事に。
7:08
列車が行ってしまった後の駅周辺。
炒め物の煙が目にしみます。
食事は屋台がたくさんあるのでお好きな物をどうぞ。
今回は車内での飲食を考えて粉物の揚げと焼き物をチョイス。
焼き物はココナッツの果肉が爽やかな甘さを醸し出す一品。
計18B
7:33
7:40発の列車が到着。
4両編成の列車は満員だった事でしょう。
早速乗車です。
下り列車は座席が埋まる程度。
乗車券は7:00発の列車が出た後に窓口にて購入。
メークロン線の東側の終点、Mahachai駅まで10Bです。
7:40発車。
しばらく道路と平行します。
ドアは開放している時が多い。
7:53
画像が傾いている訳ではなく、車体が大きく傾いています。
この路線では所々こう言った状態が見られます。
地面に湿気の多い所を走っている為、線路が沈んでいるのでしょう。
川もいくつか越えます。
少し増水するとすぐに水没しそうな雰囲気。
7:56
たぶんWat Sai駅。
7:59
たぶんWat Sing駅。
たぶんだらけなのは半分寝ていたから(言い訳
草を掻き分け進みます。
8:22
上り列車との交換。
大きく立派な水門。
8:38
急に線路際に家が増えだすと・・・。
8:39
Mahachai駅に進入。
この駅も僅かながら市場に侵食されている。
でもこれで満足してはいけないのです。
8:40
Mahachai駅に到着。
駅構内と市場が同じ建屋で繋がっている。
この駅から一旦渡し舟に乗り換え、対岸にあるBanlaem駅へ向かいます。
今回はすぐに船着場を目指さず反対方向へ。
何しろ90分ありますので。
Mahachai駅の駅名板。
線路上の様子。
列車の頻度がやや多いので出店の侵食具合は少ない。
列車が引き上げた後の構内。
構内を横断の際は機械油と水気でヌルヌルしているので注意が必要です。
駅終端にある車庫。
2~3編成を収容可能。
8:47
では、対岸へ向かうべく駅を出発。
とても小さい駅前ロータリーを出て右へ向かいます。
路上に設営された店で道路幅が狭くなっている。
ここはとにかくまっすぐ進みます。
海と川が近いだけあって魚介類が豊富。
来た道を振り返る。
ここも路上が濡れているので滑らないように。
ちなみに駅~船着場の間にあるコンビニはこのセブンイレブンだけ(だったと思う)
左手に時計塔とカマボコ型の屋根が現れると船着場に到着。
8:52
料金3Bを支払い桟橋へ。
船の前方にバイク、後方が乗客。
船長さんの舵捌き。
この川(ターチン川)は比較的大きな船も通るので小型の渡し舟は注意して運航しています。
対岸の船着場が見えてきました。
真横を漁船が通り過ぎる。
8:57
対岸に到着。
人とバイクとが一斉にスタート。
船着場を出たらすぐに右へ進みます。
干物が干してありました。
何かの施設の正門のような物がありますが、躊躇せずに前進しましょう。
ちょうどロイカトン(灯篭流し)のお祭の時期でした。
準備で大忙し。
荷台に乗せた傘が電線に引っかかり立ち往生の図。
「見ないでいいから!」みたいなおじさんの顔がいい味出てます。
いよいよ道が終わりのような感じですがまだまだ前進。
ここで引き返すと駅に着きません。
砂利道になっても進み続けると線路が見えてきます。
最後はぬかるみの上の枕木通路を歩き線路を渡ります。
すると大きくカーブしたホームが見えます。
ここがBanlaem駅。
9:16
Banlaem駅に到着。
本線路上にいきなり鎮座するジャッキ。
さて、駅本屋に向かう為ホームを進みます。
脇には店なのか家なのか判断の付かない建物が寄り添っています。
1軒だけは食堂と確認出来ました。
一番奥、川のほとりにBanlaem駅の駅本屋があります。
手前の白い小屋はトイレ(ホンナム)、奥の黄色い壁が事務所。
事務所には駅員らしき人が2人位居て、Maeklong駅までと告げると切符を出してくれます。
値段は10Bと言うのでとりあえずは10Bを支払いましたが・・・。
実はこれが後に、ちょっとした謎となります。
車止めの先にある駅名板。
Banlaem-Maeklong Line との表記。
ここから目的地Maeklong駅を目指す訳です。
続きは次スレにて