G’Sの小部屋ブログ

G’Sの狭い作業台から

島原鉄道キハ20形タイプを重くしてみる

2009年07月09日 | 鉄道模型(Nゲージ・9mmゲージ車両)
またまた頼まれ物の改造です。

今回はKATO(ラウンドハウス)の島原鉄道キハ20形タイプ、キハ2011(ハッピートレイン)です。
この車両の重量が軽いので補重してくれとの事。

受け取って見ると確かに軽い・・・。
計量してみると約26グラム。
M無しのT車なので重りを積むスペース位はあるだろう、という事で早速作業開始!




車体のバラシからスタート。
屋根と車体を少しずつずらしながら隙間を作り、適当な所でツメを突っ込んで屋根を外す。




座席を見てると旅に出たくなりますね。
電車の旅はやっぱり向かい合わせの席でしょう!




屋根が外れたら、窓ガラス・室内装置・床板の順で抜きます。
窓ガラスは傷付けないよう慎重に。




さてどこに重りを積むか考えましょうか。

室内装置上にまで積んで見た目が悪くなるのは避けたいし、
屋根裏に貼って重心が上がるのもあまり良く無さそう。
そうなると重りが積めそうなのは、床板と室内装置の間だけの模様。

まずは既存の重りを外し、床下機器の裏側に小粒の鉛玉を詰め込みます。




既存の重りに干渉しないように詰め込んだら、ロックタイトで固定。
この接着剤は周囲が白化しないので完成品をいじるには重宝します。




更に床板上面へ板重りを貼り付けます。
床板から室内装置までの間が1ミリ弱、接着剤を塗る厚さも考えt0.2ミリの重りを3枚重ねました。
頑張ればもう1枚貼れたかな?
画像では見えませんが、台車中心ピン留めの上の細長いくぼみにも2枚貼ってあります。




元通り組み上げたら再び計量。
約42グラムで、16グラム増量です。
手に取った時にはっきりわかる重さの違い。
これなら満足頂ける事でしょう(笑)

以上!

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