紙とプラ板で作る2階建てアパートの第二回です。
第一回はこちらへ「Nゲージ・アパートの製作(その1)」
屋根と本体を接着した後は棟の部分にt0.14プラ板から作った笠を接着。
物干し場も進めましょう。
物干し場の屋根は波板とする為、GMのコルゲート板をt0.3プラ板に貼った帯材を作ります。
これを適当な長さに切って、物干し場の屋根にする訳です。
乗せた状態がこちら。
物干し場の骨組みに強度を持たせる為、屋根板とガッチリ接着しておきます。
接着後、ボルト留めを表現する為にコンパスの針で突付いておきました。
物干し場に付く目隠しの板も同様の方法で作りました。
これでおおまかな作業はおしまいです。
さてここからは楽しい塗装です。
まずは屋根から。陰影を付ける為に黒で塗ってしまいます。
そしてスカイブルーを吹きます。
画像では分かりませんが影になる部分の黒を残してあります。
お次は壁面です。
屋根をマスキングして、角や隅を中心に黒を吹きます。
そして黒を残しつつグレーを吹きます。
これでアパート本体の塗装はおしまいです。
物干し場の塗装に入る前に、コルゲート板にプライマーを吹きます。
物干し場の骨組みは「鉄骨でサビ止め塗料だけが塗ってある」状態にしたいので、
黒を吹いた後に明部にブラウンを乗せておきました。
この後、屋根板にスカイブルー、目隠し板にグレーを吹きます。
エアブラシでの作業はここまで。
まるで新築のようですね!
それが一転このように。
近所の建物を参考に、エナメル系塗料の黒やブラウンでウォッシングしてみました。
適度な使用感が出ていれば幸いです。
次回はウェザリングマスター等で汚してみようと思います。
続きはこちらへ。
・Nゲージ・アパートの製作(完成)