G’Sの小部屋ブログ

G’Sの狭い作業台から

Nゲージ・TOMIX EF15(品番2116)の小加工

2015年05月18日 | 鉄道模型(Nゲージ・9mmゲージ車両)




何年か前に未使用中古品で入手したトミックスのEF15です。
デッキ付きの旧型電機は以前から欲しいなとは思っていたのですが、中々手を出さずにいた製品です。
製品のままでも十分にかっこいいのですが、今回はちょっとだけ手を加えて自分仕様にしてみようと思います。




デッキに取り付けるスノープロウを用意しました。
今回使ったのは銀河モデルのDL用の物です。
端部の形状を若干変え、折れ角度を変更、取り付け台座をプラ板から作りました。




実はこのEF15には少し問題がありました。
前進時に先台車が左右どちらかに向いてしまいポイントを割り出し脱線してしまうのです。




そこで、釣り糸を使って画像のような復元装置を作って見ました。
主台車先端から伸びた釣り糸が先台車後端の穴に入りデッキの姿勢を維持すると言う物です。
先台車側の穴が主台車側より若干高い位置にあるのがポイントで、先台車を下方に押し付ける働きをしています。




拡大するとこんな感じです。
これで脱線は無くなりました。




主台車には別に3点程加工をしてあります。
目立つ部分では、腰下の重量を増やす為の板オモリを各部分へ載せています。これは後で黒く塗装しておきました。
また、全軸集電とする為に既存の集電板から真鍮線を延ばして第3軸目に当ててあります。
3つ目は全く見えない部分です。第2軸の軸受が僅かに浅い為なのか、2軸目を支点に案山子のような動きをしてしまうのです。
そこで1・3軸目との高さを見ながらほんの少し軸受部分を削り、1~3軸が一直線になる様に加工しました。





付属のエッチング製ナンバーも貼っておきましょう。
若干引っ込み気味なのはご愛嬌です。




ホイッスルカバーはKATOのEF58で余ったパーツを使って追加しました。
Fモデルのぶどう色2号を塗りましたが色調がぴったりですね。




前面窓とモニター窓のHゴムにグレーを差し、全体を半光沢クリアーでコートして車体の加工はおしまいです。




パンタはプライマー処理をしてねずみ色1号を塗りました。






全ての部品を組み上げて小加工はおしまいです。
製品のままよりちょっとだけ格好良くなった気がします。
加工を始めてから途中2年程の放置期間がありましたが無事完成しました。
脱線も無くなったので貨物列車の先頭に立たせたいですね。

以上!

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