先日私の手元に渡ってきたKTMのEF70型電気機関車のレストア作業の第3回目です。
前回までの記事はこちら。
「16番・カツミ EF70のレストア(リペイント) その1」
「16番・カツミ EF70のレストア(リペイント) その2」
今回から塗装に入りました。
洗浄後の車体へシールプライマーを吹きます。
続いて下塗りとしてGMの黒を満遍なく吹き付けます。
そして赤2号を吹くのですが、今回は試しに実車の塗料を使って塗ってみました。
エナメル系塗料で乾くのが非常に遅い為、ひと吹きする度にドライヤーで乾燥させるというちょっと面倒な行程でした。
表面が乾いていても一週間以上は触れたくないので車体の塗装は一旦ここで休止です。
車体の乾燥の間に下回りを仕上げましょう。
諸先輩方々を見習って動力台車の両極集電化をします。
燐青銅線とプラ板片で集電シューを作り、フランジ裏に触れる位置に小ネジで固定しました。
集電シューから電線を延ばしてマイナス側へ結線して加工完了です。
これで1台車単体でも動くようになりました。
台車とスノープロウを黒、床板をねずみ色1号で塗装した後に各部品を組み立てて下回りの加工はおしまいです。
床板中央のオモリ上に、車体との電気的接続用の真鍮板も追加しています。
以上、次回へ続きます。
続きはこちらへ。
「16番・カツミ EF70のレストア(リペイント) その4」