G’Sの小部屋ブログ

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Nゲージ ポッポの丘の入換機とヨ4両

2015年07月01日 | 鉄道模型(Nゲージ・9mmゲージ車両)



今回は千葉県いすみ市にある「ポッポの丘」の入換機とヨ4両を製作します。
昨年訪れた際に実際にヨに乗車させて頂き、大変感動したので製作を開始した次第です。




まずは入換機です。
実車のキットが出ているらしいと言う情報も頂いたのですが、ここでは主に予算の関係でグリーンマックスの保線区車両を使いました。
加工の中心は車輪を交換して走行可能にするのと、2位側デッキに箱を乗せて実車っぽく見せる事、ヘッドライトを点灯させる事の3点です。





ヘッドライトのケースは3mmプラ丸棒を使い、内径2mmの穴を開けて肉厚が薄くなるまで外側を削り自作しました。
中に仕込んだLEDは1608の白色の物です。





車体の塗装後に抵抗を入れて配線して完成です。
集電は床板から延ばした燐青銅線にて。




ちょっと明るすぎる気もしますが目立つので良しとしましょう。




ヨの製作に入ります。まずはヨ14157から作ります。
実車はヨ5000型なのですが、ここでも予算の都合でベース車はカトーの旧製品のヨ6000(品番8009)で作ります。
編成ごとディスプレイモデルでも楽しめるのですが、せっかくなので走行可能にしましょう。
用意したのはカトーのポケットライン用動力ユニットです。




車輪ですが、動力ユニットが履いている車輪では直径が大きすぎるので、5.6mmの車輪に履き替えました。




モーターをヨに合わせてみます。
ポケットライン動力はヨより軸距が長いので、ウォームギアの位置を変える必要があります。




位置変更をする側のギア上部にナットを乗せ、万力で挟んでゆっくり締め上げました。




位置変更後に飛び出しているモーター軸は切断しておきました。




ヨの床板に穴を開けてモーターを組み込み配線を終えた所です。
車体の床もくり貫いておきます。屋根裏には鉛板を詰めました。




塗装後に自作ナンバーデカールを貼って完成です。
元の床板を利用したのでモーター以外外観上の変化はありません。




ヨ8818です。これも予算の都合でKATOのヨ8000(品番8022)を使いました。
加工は車体の塗装変更のみです。




ヨ14202です。カトーの旧製品のヨ6000(品番8009)を利用し塗装変更のみ行いました。
この一両だけたから号風の塗装です。





ヨ13959もヨ6000(品番8009)を利用し青色に塗装しました。
当初は尾灯の点灯化を考えていなかったのですが、入換機の前照灯が点灯するならば尾灯も・・・と言う事で急遽加工しました。
チップLEDを妻板に直接貼りつけ、車内に配置した抵抗に繋ぎ、床板から延ばした燐青銅線を車軸端に当てて点灯させています。
ご覧の通りのやっつけ仕事ですが、雰囲気は出ていると思います。
これで5両全ての加工が終わりました。




レンタルレイアウトでのお披露目の様子です。
ジョイント音が「タンタンタン・・・」と単調なリズムなのが面白いです。
しかしS字カーブの連続+上り勾配ですと流石に1Mでは厳しいようです。
今後は勾配対策でM車を増やす事も視野に入れなければなりませんね。




最後に実車とご対面。
ベース車が違う為見た目が厳しい所もありますが何とか雰囲気は出せたかと思います。

以上!

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (趣味部屋管理人)
2015-07-03 08:55:11
こんにちは はじめまして!

いつも独創的な作品楽しみに拝見しております。

次回は水上に保存されているボロッボロのEF16等期待しております(笑)

またお邪魔させていただきますね、失礼しました。
返信する
趣味部屋管理人さん初めまして (G'S)
2015-07-04 08:30:31
初めましてこんにちはG'Sです。いつもご訪問ありがとうございます。
車体がカットされていたり独自の塗装になっている物など保存車系のネタは興味深い物が多いですよね!
更新頻度が遅く忘れた頃にぽつんとネタが降ってくるようなブログですが今後ともよろしくお願い致します。
返信する

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