G’Sの小部屋ブログ

G’Sの狭い作業台から

Nゲージ・マイクロエース スニ41の分解・整備

2020年07月23日 | 鉄道模型(Nゲージ・9mmゲージ車両)




今回は知人からの依頼でマイクロエースのスニ41を分解・整備します。
急行鳥海の基本セットに含まれていたであろうスニ41の2008番です。
尾灯が点灯しなくなったとの事なので各接点や基板を点検しましょう。



この車両、側扉が開くギミック付きでした。
荷物室にはウエイト兼導電用の金属板が見え隠れしています。
もろに金属の地肌が見えているので荷物か何かに偽装すると良いかも?



では作業開始です。
まずは分解をしましょうか。
ネットでマイクロのスニ41の分解方法を検索しましたが出てこなかったので手探りでスタートします。



床下にある4か所のツメ(赤丸内の青い突起)をいじくって車体と床板に分離します。
ツメと付近にあるステップのパーツが破損し易いので要注意です。



そこさえクリア出来れば御覧の通り。
荷物室の開口部を避けるように曲げられたウエイトの様子が良く分かりますね。



台車を留めているネジを外すとここまで分解できます。
ウエイトの上に見える黒いプラパーツは尾灯のON-OFFスイッチです。
尾灯用基板から伸びた弾力性のある接点とウエイト兼導電用の金属板の間に入り込んで回路を遮断する仕組みです。



基板に電流を流してチェック。2枚とも正常な様子。
単に接点不良だったようです。
基板は遮光パーツ(黄色または緑に塗られたパーツ)内に軽く収められているだけなので、スイッチを触っているうちにずれてウエイトに触れなくなるようです。
基板を固定するか迷ったのですが、今回はスイッチの一部分を薄く加工して基板の動きをなるべく抑える方向としました。



床板を組み直して点灯チェック。
問題無さそうです。



車体と組み合わせて様子を見ます。
荷物室側はほどほどの明るさですが・・・。



車掌室側は何となく暗い感じが。



と言う事で再度分解して調整します。
基板側のプリズムと車体側の尾灯レンズが微妙にずれていたのが原因のようです。
赤い矢印の部分にt0.5のプラ板の小片を貼り付けてプリズムの位置を下げてみました。



少しは明るくなったでしょうか。

以上、久々のマイクロ製品いじりでした。
分解中に部品を破損しなくてほっとしました。
取付が硬いか緩いかのどちらかなので・・・(苦笑)

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