今回はKATO製Nゲージのキハ40型をクリーニングカーへ改造します。
毎度おなじみの拭き取り式です。
それでは早速始めましょう。
クリーニングパッドを取り付ける為のパンタグラフは、前作の東武10000型を改造した時に同時に作っておいた物です。
パンタグラフの自作についてはキハユニ26とカニ24をクリーニングカー化した際の記事に詳細があります。
床板を車体から外し、集電板を抜いてから加工に入ります。
床板のエンジン付近をレザーソーで切断、パンタが入る空間を造ります。
天井に3mm径の穴を開けパンタを固定。
パッドの土台に檜の平板と爪楊枝を使うのもいつも通りです。
表面にシリコンクロスを両面テープで貼り付け、パンタに差し込んでこの部分は完成です。
カトーユニトラックのR249をクリアできました。
前・尾灯を生かすので、分断した集電板をリード線で繋いでおきます。
最後に、目立たない部分へ鉛の板オモリを適宜配置して完成です。
完成後は自宅試運転線でテストランです。
レールの継ぎ目で引っかかったり脱線する事はありませんでした。
今回の種車のキハ40を見て思ったのですが、ライトユニットを撤去してトミーテックの「はこてつ動力」などを組み込めば自走も可能かもしれません。
若干コストがかかりますが、自走出来るクリーニングカーも魅力的ですよね。
次回作以降の課題、としておきましょう。
最後に。
種別幕はやっぱり「清 掃」。
以上!