ペアーハンズ東武キハ2000キットの製作(その2)で側板の一部を供出してずっと放置されていたキハです。
独特な面構えが好きで中々処分出来ずに居た車両なのですが、ふとした思いつきで再生してあげる事にしました。
出来ました。
カトーのBトレ用動力ユニットをバラして1台車化しました。
面倒な事は抜きにしてプラ材(キハ411の廃材)を切った貼ったしてでっち上げています。
なお、車輪は1枚のみゴムタイヤ付きでしたので、付随台車のゴム無し車輪と差し替え集電性能の向上を図りました。
毎回運行前に若干の微調整が必要ですが、低速からスムーズに走ります。
バラされたBトレ用動力ユニットはまた会う日まで封印です。
走行性能は一応確保されたので、ライト関係もいじってみます。
ダメで元々、という気持ちでライトに穴を開けた所、なんとか2mm径の穴が開いたのでチップLEDを仕込んじゃいます。
チップLEDは1608サイズを使用し、0.25mm径の燐青銅線をハンダ付けしておきます。
それをライトケースに組み込み、屋根に開けた小穴から屋根裏へ逃がします。
ライトケース内部は瞬間接着剤(ゼリー状)をタップリと流し込んでレンズとしました。
車体側にはジャンク箱から拾ってきた抵抗やダイオードを乗せます。
屋根と車体を再び組み合わせて完成です。
真横から。
ドアはどう開くんだろうとか考えてはいけません。
幌は元々ありませんでしたが、付いている方がよりクドイ顔になると思ったので付けておきました。
別角度から。
連結器が「デデン!」と鎮座していますが、これはこれで趣があるのではないでしょうか。
牽引力ですが、2軸貨車ならば2両を牽いて11パーミルの勾配を楽に登ります。
最後に。
前照灯なんですが、手違いで赤色しか持っていない事に途中で気づき、結局そのまま組み付けてしまいました。
ですが今回はチップLEDの組み込みの練習になったので良しとしましょう。
派手に赤色灯を輝かせながら向かってくる様は愛嬌もありますし。
以上!