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数年前にポッポの丘(千葉県いすみ市)へ見学に行った際、
乗用のアトラクションとして用意されていたのがこの手漕ぎトロッコです。
軌間は5インチ(127mm)だそうです。
当時は知らなかったのですが、この手漕ぎトロッコは商品として販売されているそうです。
正式名称は「てトロ127形」と言い、製造販売元は「せんろ商会」です。
実に興味深い製品です。ご家庭で私鉄を開業してみたい方はご検討してみては如何でしょうか。
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知人に実際に乗ってみてもらった姿がこちら。
赤い車体とアイルトン・セナ仕様のレーシングスーツが実にマッチしていますね!
この姿に感激した私、いつか模型化しようと心に誓った次第。
先日模型好きの集まりがありましたので、そこで発表するべく製作を始めました。
まず軌間とスケールですが、Nゲージのシステムを使いたいので軌間は9mm、
縮尺は使用するフィギュアが1/12スケールでしたので1/12スケールとします。
軌間9mmで12倍すると108mmですので、実車の127mmと比べれば許容範囲でしょう。
出来る限り実物に忠実に作りたい所ですが、使う部品の関係で各部にアレンジを若干加える事になりそうです。
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それでは早速始めます。
ジャンク品箱からカトーのEF65の動力ユニット(スカートが派手に左右に動く旧製品の物)とBトレ用動力をチョイス。
EF65からは動力台車とウォームギア、Bトレからはモーターを拝借。
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モーターとウォームギアを保持する為、プラ角棒やプラ板からステーを自作しました。
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ウォームギアとモーター軸はゴムパイプで繋いでいます。
モーターはプラ製の保持台にエポキシ系接着剤で固定、後のメンテにも何とか対応出来る様にしました。
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モーター保持台やウォームギアの軸先端のステーは台車へ各々ネジ留めとし、分解作業を容易にしました。
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真横から。
赤丸内に見える突起はモーターへの電気接点です。後にリード線をハンダ付けする予定です。
ダイキャスト製の台車内枠に穴を開け、0.6mm径の真鍮線を打ち込んであります。
以上、次回へ続きます。
続きはこちらへ。
「1/12スケール 9mmゲージ ポッポの丘の手漕ぎトロッコの製作 その2」