1/80・9mmゲージの猫屋線車両と16番とで共に楽しめる駅セクションレイアウトが完成しました。
前回の記事はこちら。
「16番と1/80・9mmゲージ用ローカル駅セクションの製作(その1)」
塗装工程を飛ばしていきなり完成していますが・・・。
運転会会場にて早速設置してみました。
それでは各部を見てみましょう。
こちらは荷扱い場です。古めのトラックが良く似合います。
手前の線路はOJ用の物ですので見えない方向で。
荷扱い場から覗き込むと郵便車が!
取り扱い量が少ない為か閑散としています・・・。
駅本屋です。国鉄バスが雰囲気を盛り上げます。
バス・トラックを提供してくれた某氏に感謝です。
角度を変えて。列車が到着したのか駅前に活気があります。
赤い郵便ポストはセブンイレブンの竹製割り箸を削り出した物です。
線路側はこのように。申し訳程度の屋根がローカルっぽさを醸し出しています。
厠です。建屋右側は壁を狙い撃つタイプとして作っていますが暗くて見えませんね。
16番本線用待合室です。
駅寝するにはちょっと寒いかも。
ここからはちょっとした旅行記風にご紹介。
58の牽く客車に揺られてやって来たのは上○線の某駅。
今回の旅の目的はこの駅から延びる軽便鉄道の乗車。
大昔はちょっと変った鉱石の産出が盛んで沿線も賑わっていたらしいが・・・。
列車から降り改札を・・・と、無人駅化されてしまったようだ。
構内の側線も随分と整理されてしまい寂しい限り。
駅前に出てみよう。
行きの列車に乗り合わせたビジネスマンは早々に去って行った。闘う男は忙しいのだ。
駅前には予想はしていたが何も無い。小腹も減ってきたが仕方ないので先を急ごう。
列車の到着に合わせてバスも来るようだが始発であり終バスであるとの事。
これに乗ったら今日中に帰って来れないのでやめておく。
軽便鉄道に乗り換える客は自分を含めて3人のようだ。
いいとこの大婆様なのか、荷物持ちの男性が辛そうだったのが印象的だった。
焚き火の跡を見ていると焼き芋でも・・・メシの事ばかり考えているな。
趣のある待合室を発見。
「寺井津(じいづ)高速鉄道」 ────今回の目的である軽便鉄道の待合室だ。
ここに入るのは中々勇気が必要だが雨風を凌げるだけでもありがたいと思うべきだろうか。
看板には渓谷や発電所、鉱山、温泉郷の文字が見えるがこの駅の様子では賑わいもお察しだろう。
最盛期にはそこそこヤードがあった筈だが今は発着場の1線が残るのみの軽便乗り場。
ホーム端には祠と倉庫が。
祠に人参が供えられている事から、この鉄道が元は馬車鉄道だった事を物語っている。
待つ事数十分、やっと列車がやって来た。
富井電鉄猫屋線から転属してきた寺井津高速鉄道の最新型「キハ5」だ。
これからニ十数キロの区間、高速でない高速鉄道の旅が始まるのである。
陽もすっかりと暮れ、駅の明かりが灯る頃やっと戻ってきました。
腹も空いたので軽便の車中で頂いた良く分からない木の実を食べていると・・・。
タイミング良く単行のディーゼルカーが到着。
これに乗って今日は帰ろう・・・。
と、なんだかフラフラとして来たぞ。さっきの木の実か!?
・・・気が付くとまた元の駅に戻って来ているぞ。
そう、木の実のせいじゃなくてこの路線はエンドレスでした!
運転会会場だからね、仕方ないね。(無理やり現実に引き戻す。)
以上で妄想話はおしまい。
最後に電飾関係のお話を。
このセクションレイアウトにはチップLEDを使用した電灯を何箇所かに仕込んであります。
その電源として当初はパワーパックを使用していたのですが、運転会会場では設置場所が限定されてしまうので、
単4電池を4本直列繋ぎにした電池ボックスと調光器、スイッチをまとめた電源箱を後で追加してあります。
調光器のツマミが目立ってしまうのが難点ですね、いずれ何かで隠したい部分です。
以上!