2015年頃入手したスロ62のジャンク品です。
車体の構成からタニカワ製と思われますが詳細不明です。
今回はこれを再塗装・小加工して行きます。
相変わらず無知な加工が多いので笑って流してくださいませ。
金属製と言う事で結構な重さがありますので、プラ等に置き換えられる所を中心に軽量化を試みます。
ただし加工前の重量を計り忘れたので差が分からなくなりました。情けない(涙)
屋根上の塗装面等結構荒れている箇所も多いので再塗装もしましょう。
それでは作業開始です。
ボルスターが見当たらなかったのでプラ板から製作します。
付属していた台車に使えるように丸く切り出した物を積層して作りました。
床下機器やクーラーは金属製でしたのでシリコンゴムで型を取りポリパテで複製します。
プラ板に置き換えた床板に機器類を接着、車体は塗装の剥離をし種別・号車札差し・妻面の雨どいの取り付けを終えた所まで来ました。
ここで約5年の放置期間に入ってしまいます。
2020年、重い腰を上げて塗装に入ります。
車体を磨きマルチプライマーを吹きまして
車内の塗装と外板の下塗りを兼ねてクリームを吹きました。
車体をひっくり返して車内をマスキングし、
青の下塗りの為にブラックを吹きます。これは傷を発見する為と青15号を吹いた時に隅の吹き残しを目立たなくする為です。
続いてファルベの青15号を塗り、
マスキングして屋根にねずみ色1号、艶消しクリアーを塗りました。
車体に取り付けられていた幌もマスキングして塗っちゃいます。
吹き込みや滲みもなく仕上がりました。
窓枠等にエナメル系塗料で色差しを。
幌吊りが付いていなかったので、真鍮線からそれっぽい物を製作して取り付けました。
クーラー・ベンチレータは灰色9号を。
ベンチレータはトミックスの分売品のかっこいいやつに置き換えです。
クーラーはダークシークグレーで軽く墨入れをしてメリハリを付けました。
車体も仕上がりつつあるのでステッカーを1点作ります。
客扉上にある「グリーン車」の行灯です。
OJ客車ショーティでスロ62タイプを作った時のデータをいじっておよそ1/80サイズにして印刷しました。
インレタを貼り、車体に半艶クリアーを吹いたら完成までもう少し。
窓ガラスを貼り、床板を取り付けてめでたく完成です。
悩んだ結果今回は等級帯の無い仕様としました。
クーラー形状もそうですが、特定番号で作っている訳ではないのでおかしな点が多いかもです。
車端部の窓は下半分をスリガラス、上部を透明の物としました。
そして相変わらず内装は作っていません。
連結器周りやドア下が寂しいので機会があったら追加工作をしたい所。
以上!