今回はトラムウェイから発売中の未塗装プラキット「タキ35000」を製作します。
2両入りで、連結器や車輪まで含まれるお得なキットです。
ただし標記類のレタリングは含まれて居ません。各自用意する必要があります。
パーツは2種類の材質を使い分けたプラパーツと、手すりの一部が金属製です。
では早速組み立てましょう。
画像の図は組み立て手順と言うよりも、どのパーツがどこに組み合わさるのかを示しているようですので、
後の作業のし易さを考えながら組んで行くと良いと思います。
タンク体は溶接のモールドを削らないように注意しながらパーティングラインを処理します。
鏡板(でいいのかな?)は、水洗いの際に水が抜け易いようにこの段階では接着しませんでした。
タンク上部に付く手すりですが太い割には折れ易く、パーティングラインの処理の際には注意が必要です。
特に歩み板との付け根の部分には要注意です。私のキットは1箇所最初から折れていました。
下回りを組み立てます。
これは図の通り組み立てて行けばすんなり終わります。
デッキの手すりは付け根の一部が折れ曲がり易いので取り扱いには注意しましょう。
複雑に組み合わさったプラ製の配管も繊細な出来栄えで素晴らしいの一言です。
側ブレーキのパーツが折れ曲がって成型されているのもご愛嬌です。(画像右の物が曲がっているパーツ)
タンクと下回りを仮組みしてみました。
迫力がありますね。
車体全体を水研ぎし、黒を塗装したらお楽しみの標記類の貼り付けです。
今回も自作のデカールを使用しました。
デカールの貼り付け後、車体全体に半光沢クリアーを、タンク体上面とデッキ上面に艶消しクリアーを吹き付けたら完成です。
しばらく2軸貨車ばかりいじっていましたので、ボギー貨車の堂々たる姿に感激です。
以下、様々な角度からお楽しみください。
以上、作る楽しみいっぱいのキットでした。