再び紙で作るアパートです。
以前作ったアパートとは違う間取りの物ですが、基本的な設計は流用しています。
前作では図面を紙に印刷してそれをデザインナイフで切り抜いて作っていましたが、
今回はグラフテック社製小型カッティングマシーン「シルエットカメオ(silhouette CAMEO)」を用いて切り抜きました。
シルエットカメオ(silhouette CAMEO)については公式サイトを見て頂くか、カッティングマシーンで模型製作をなさっている方々の
サイトを参考にして頂いた方がより良く分かると思います。
紙の表裏にサフを吹いた所です。
一気に6棟分を切り抜いたのでパーツが大量です。
外板と内張りはスプレー糊を吹いた後に圧着し、一枚の板に仕上げます。
内側に2mmと3mm角のプラ角棒で補強を入れ箱状に組み上げました。
角をパテや瞬間接着剤で仕上げておきます。
屋根を載せる準備として、t1.0のプラ板の帯板を入れておきます。
今回も屋根は長尺屋根にしたいので、瓦棒をシルエットカメオ(silhouette CAMEO)で切り出します。
瓦棒を1本1本並べては接着するという方法では日が暮れてしまうので、画像の様な物を作り一気に屋根板に貼り付けます。
ずれない様に重ね合わせ、ラッカーシンナーを流し込み、板で挟んだ上で万力でガッチリと圧着させます。
紙の瓦棒とプラの屋根板はちゃんと付くのか不安がありましたが、余程引っ掻かない限り大丈夫なようです。
余分な所を切り落とし、サフ吹きをしておきました。
出来た屋根板は中央線に沿って軽くデザインナイフを通し、瓦棒を2等分し折り曲げ、
建物に載せた後は裏側から瞬間接着剤でガッチリと固定します。
t0.14プラ板から作った笠を屋根中央に接着、紙で押さえながらしばらく放置します。
以上、次回へ続きます。
続きはこちらへ。
「Nゲージ・4世帯用アパートの製作(その2)」