G’Sの小部屋ブログ

G’Sの狭い作業台から

紙で作る牛看板(スペイン)

2015年04月03日 | その他の模型




ここ数日ほどカッティングマシンのシルエットカメオで色々試作をしていましたが、
何かちゃんと完成させてみようと考え思いついたのがスペイン国内で時折見かける「牛の看板」です。
実物は真っ黒に塗られ、風景の中にぽつんと(かなり大きいですが)佇んでいる不思議なオブジェです。




それでは製作開始です。
牛を切り抜くのはともかく、裏側に付く支柱が細く中々厄介です。
GIMPのパスツールでラインを書き、シルエットスタジオで切り出し線を拾いました。
使ったペーパーはいつも通りマンガ用原稿用紙の高級上質紙135kg、カメオの設定もスピード3の厚み13でブレードの刃先は設定2です。




カットを終えてカッティング用台紙から剥がした所です。
今回はカッティング用台紙の糊がまだ強く残っている部分に紙を固定したのですが、千切れない様に剥がすのが大変でした。
ある程度糊が弱くなったカッティング用台紙の方が使いやすい事も多いですね。




液状のりと瞬間接着剤を併用して柱を組みます。
アルミ製L字アングルの内側を使い直角に注意して組みましたが、のり代の無い薄手の紙でしたので中々難しかったです。
柱になるまでほとんど強度が無いので所々歪んでしまいました。





柱を4本作り終えたら牛の裏に接着して完成です。




全高は11cm程です。





苦労して組んだフニャフニャの柱です。
細い部分は0.5mm程です。あと少しだけ腰のある紙を使えば製作が楽になりそうです。



2015.4.7追記

無塗装完成にしようと思いましたが結局塗装してしまいました。
やっぱり黒い方が看板っぽいですね。




塗装はお手軽にラッカー塗料の缶スプレーで行いました。




あまり強度の無かった支柱ですが、塗膜を気持ち厚くした所多少ですが強くなりました。

以上。

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