「シルエットカメオで久々に遊んでみました(その3)車体の試作編」で作った東武3070系の試作車体に更に追加加工し、
車体構造の検討を進め正式に3070系の製作を始めようと思います。
実はペーパー自作でちゃんと完成させた鉄道模型の車両が無く、ほぼ手探りの状態です。
屋根板の製作を検討してみます。
屋根断面を周囲0.5mmずつ拡大した物をカメオで切り抜いた厚紙を100枚程重ねてみました。これで約4センチほどの長さになります。
それを接着剤で固めた物がこちら。
これを原型にし、石膏で型を作ります。
出来上がった物がこちら。
紙やすりで木の板から屋根を削り出す為のアタッチメントとなります。
屋根材は加工し易いバルサを使いました。
途中の画像がありませんが、削り出した屋根板を試作車体に貼り付け、軽くパテ仕上げとサフ吹きした状態です。
理想の屋根Rに近い物が約3~40分程で削り出せるのは助かります。
と言う事で、正式に東武3070系の製作を開始致します。
ただしディティールにこだわった物ではなく、肩の力を抜いたゆるーい工作で進めようと思います。
ちゃんと完成するか未知数ですが・・・。
まずは外板を抜きました。
使った紙はケント紙(厚口)です。
表裏にサフ吹きをしました。
内貼りも作りましょう。
こちらは漫画用原稿用紙135kgです。
試作車体で使った時にやや薄いかなと思いましたが、完成してどのような結果になるのか楽しみです。
これも表裏にサフ吹きをしておきます。
画像では分かりにくいのですが、窓抜きした部分のケバ立ちが少ないので助かります。さすがカメオ。
サフ吹きした各々の板を、割り箸の先端にスポンジやすりを付けた物で軽く仕上げます。
貼り合わせるのを待つばかりです。
外板と内貼りを貼り合せてみました。
最初はスプレー糊で貼るつもりでしたが、1枚目に吹き貼り合わせた時点で糊のはみだしが多く、サフを使った接着に変更しました。
接着面にサフを吹き、間髪入れずに貼り合せて木の板で挟んで万力で圧着しています。
余程の事が無い限り剥がれる事はないでしょう。
前面だけはセメダインCと瞬間接着剤で貼り合わせました。
折り曲げた角度を維持する為の補強を3本入れてあります。
以上、次回へ続きます。
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「16番・紙で作る東武3070系 その2」