ジャンク品として頂いたKATOのEF65-1000を修理・加工してフリーランスの交流機関車を製作します。
前回までの作業の様子はこちら。
「Nゲージ・KATO EF65-1000ジャンク品の再生と加工 その1」
前回までに車体の加工はほぼ終わっているので、今回は下回りの作業をします。
ご覧の通りTOMIXのED76と全長がほぼ一緒なので床下機器をED76から採寸して作り、紛失している中間台車にED76の物を利用してD級機関車に仕立てます。
プラ板や角棒を加工して簡単な床下機器を作ってみました。
かなり簡略化して作りましたが、塗装してしまえば分からないでしょう(たぶん)
動力ユニットの整備もしておきましょう。
動力台車は埃まみれでしたので分解・洗浄します。
集電板は軸受部分に汚れがたまりやすいので念入りに洗いましょう。
また、車輪の踏面は光沢が出ていなかったのでコンパウンドを使って研磨しました。
元通り組み終えた後の試運転で問題がありませんでしたので整備完了です。
車体の塗装を始めます。
全体に下塗りとしてブラックを吹きます。
お次は赤2号です。
FMODELSの物を塗ったのですが、どうも印象が違うのでMr.カラーのレッドを軽く乗せておきました。
マスキングをして屋根に黒を塗りました。
ここだけ見るとレインボーカラーのPFみたいですね。
塗装の後に細かい色入れやウェザリングをし、パーツを元通り組み上げたら最後にデフロスターを取り付けます。
これが有ると無いとではイメージがだいぶ異なりますね。
以上でフリーランスの交流機関車の完成です。
EF65と同様の車体設計の交流機関車があったらこんな感じなのでは、と言った所でしょうか。
中間台車も違和感なく収まっているかと。
ナンバーがEF65のままなのはご愛嬌という事で・・・。
ビフォー・アフター画像でお楽しみください。
綺麗なEF65と並べてみました。
前面のナンバーの位置を変更しなかったので飾り帯との位置関係がおかしなことに。
直流・交流と並んだら交直流機も欲しくなっちゃいますね(笑)
真横から。
色やパンタ、スカートの形状の違いが良く分かります。
たまには(いつも?)こんなお遊びも楽しいものですね!
おしまい。