KTMの古い165系のリペント、3両目のクモハ165型です。
前回の記事はこちらへ。
「16番・カツミ クモハ165のレストア(リペイント)と冷房化 その1」
前回の記事でプライマーを吹き終えているので今回は車体の塗装と仕上げに入ります。
まずは車体全体をGMねずみ色1号で塗っちゃいましょう。
屋根をマスキングしてGM緑色2号を吹き付けます。
更にマスキングをしてGM黄かん色を吹き付けて車体の塗装はおしまいです。
GM灰色9号を塗った屋根上機器類を取り付け、Hゴムにタミヤエナメルカラーのライトシークグレーで色入れをし、
車体標記のインレタを貼った後に半光沢クリアーを車体全体に吹き、最後に窓セルを貼って車体外部の作業はおしまいです。
今回のクモハにはエコーモデルのNo.1661貫通ホロ(新型国電用)と自作した貫通路渡り板を取り付けてみました。
さて、車体内部の作業に入りましょう。
相変わらず内装は装備しない方向なので、前照灯・尾灯・種別幕灯の点灯加工だけ行います。
画像のLEDはTOMYTECジオコレ電飾パーツの電球色で、LEDの先端を若干加工して前照灯に利用します。
種別幕灯は白色のチップLEDを利用し、ダイオードをブリッジ接続して前後進共に点灯する様にしました。
尾灯は赤色のチップLEDを使い、レストア前から付いていた尾灯のレンズの直後に配置しました。
以上の3点の配線を取りまとめて元から付いていた床板への接続端子(画像右端の4本足の物)へ接続して完成です。
前照灯のレンズは有りませんので、いつも通りアクリル丸棒から削り出しておきました。
以上で作業は終了です。
相変わらずただ塗り直しただけ感の強い車両です。
窓セルについて。
本来は印刷面が車体内側になるのですが、先に完成している2両の窓が金属製窓枠仕様の為、
幾らかでも違和感の無いようにする為に印刷面を車体外側になるように貼り付けてあります。
前照灯・尾灯・種別幕灯の点灯状態です。
走行中のチラつきが無くなるまで車輪・台車・取り付けネジ等を磨く作業が地味に辛かったです。
以上、手持ちの4両中の3両が完成しました。