ひとりごと

小さな庭と
AzukiとRintaそしてMai 三匹のネコたち
好きな写真を撮りながら。。。

人生の終わり方

2012-01-21 | 日記
最近、2日続けて葬儀に参列しました。

まずは、隣町で歯科医を営む母のいとこ。
母の姉夫婦を迎えに行き(90歳と87歳の二人暮らしです)母の代理で参列しました。
歯科医師会からの見事なお花たち。
宗派は 曹洞宗。
3人のお坊さまもめずらしいと思いましたが、
理解不能のお経が延々と続き(不謹慎でスミマセン) 
太鼓やシンバル (とは言わないのでしょうが) のようなものをうち鳴らしてみたりで∑(*゜ェ゜*)
参列者の中には、おかげで目が覚めた と言う方もいらっしゃいました。

これまで、 曹洞宗の葬儀に参列したことがなかったので
貴重な初めての経験をさせてもらいました。


次は、母が所有するアパートに住む95歳のおばあちゃん。
住んでいる人に気の毒なくらいボロボロで今にもくずれそうですが
とても便利なところに立地しているので、「住めば都」 なんだそう。

おばあちゃんは、このアパートで30年 元気にひとり暮らしをされていて 
福岡市内に住む子供さんがたが、よく尋ねてきていらっしゃいましたが 
耳も遠くなく 腰もピンとまっすぐ。
私も、会うとよく立ち話をしていましたが、頭の回転も早く会話も楽しくて。

軽い心筋梗塞で 前日に入院したものの
決してひどい状態ではなく、子供さんがたと話もできていたそう。 
長期戦になるかも ということで、いったん家に帰るため駅に着いたところに
病院からの連絡で・・・ 「亡くなられました」

あとで、長男のかたと話をしましたが
病院で対面したお母様に言われたことは
「お母さん お見事!」
短いこの言葉がすべてを物語っています。

子供さんの手をわずらわせず 人生に幕を下ろされました。


こうありたいと思っても、
こればかりは希望通りにはいかない現実を目の当たりにしています。

こんな風に人生にピリオドを打つことができたら最高ですね。