若松南海岸をぶらぶら 杤木ビル

しばらく家を留守にしていたので
随分とご無沙汰してしまいました

時間がたちすぎてしまいましたが 続きにお付き合いくださいね

若戸大橋の真下に立つ 杤木ビル
栃木県の栃ではありませんが これも「とち」
栃木県とは関係なく 杤木造船所のビルとして建設されたそうで
地上三階 地下一階で当時は珍しかった鉄筋コンクリートです




設計者は 門司港レトロの旧三井倶楽部を設計した 松田昌平氏
ちなみに直方出身の方で どちらも二十代後半の作品なんだとか

ビルの陸側の玄関は地味ですが 海側はこんな感じ

こちらのほうが重厚で華やかです
当時はこちらが玄関だったかもしれませんね


ビルの上には巨大な若戸大橋


海沿いはゆったりした遊歩道があります

海沿いを歩いていると・・・
海に突き出たこの傾いた箱はなあに？？？


不正入港を取り締まるために設けられた見張所のあとでした




在りし日の 旧麻生鉱業ビル
木造ゆえの悲しさか10年以上前に解体されました
ネットからお借りした写真です


今では マンションの駐車場となっていて
玄関のところだけ保存してあります

隣の旧古川鉱業ビルと並んでいれば また雰囲気の違うものになっていたことでしょう


古に思いを馳せながら　帰路につきました

ちょうど日の入りの時間となり
こんな光芒に会いました

　





さぁまた通常の毎日の始まりです

平和に過ごしたいものですね