和食の味の基本に醤油があるのは間違いないと思いますが、もっと根本的になところにあるのではないでしょうか。 アジアの各国には醤油に近い調味料があり、欧米人から見ればそれほど違いあるとは思いません。中国にも醤油があり、韓国・朝鮮には?醤(カンジャン)があり、東南アジアにはしょっつるに似たナンプラーやニョクマムがあります。
和食の味の基本は醤油の他に出汁があります。昆布、鰹節、煮干しを煮出したスープです。主にグルタミン酸やイノシン酸などのアミノ酸の味です。このアミノ酸の味は、それまでに認知されていた味の5台要素、甘味、塩味、辛味、苦味、酸味で表現されない第6の味「うまみ」として認知されました。日本文化が生み出した独自の味です。醤油も大豆の発酵調味料なのでその味にはアミノ酸が多く含まれます。
「UMAMI」はうまみ調味料AJINOMOTOとして世界に輸出されています。 「韓食世界化」を目指すのならば、同じくらい独自のものを発見する必要があるでしょう。
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