高等教育を母国語で学べるのは確かに誇りです。国民の教育レベルの向上に寄与する潜在力がここにあるのは間違いありませんし、日本語+漢文は英語+ラテン語をカバーしてあまりある語彙の余力もあるのでしょう。しかし高等教育を受けた一部の学生は学者となり、学問の発展に寄与しなければなりません。国際的な学会に論文を発表できるくらいの外国語力は必要です。特に大学での外国語教育は大切ではないかと思います。
学問の世界にはあまり詳しくないですが、理系の先生方は比較的頑張っておられるようですが、文系はさっぱりの様な気がしますね。国文科以外のゼミでは半分くらい英語でやったらいいのになと思いますね。
私の母校では3年まで英語の授業があり、4年では英語の専門書をゼミの先生と読む時間がありました。就職してから英語を使う様になり、会話では苦労しましたが、語彙は当時のものがベースとなっています。
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