YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

目から石、記念日

2015-09-22 22:53:40 | Weblog
嘘みたいな本当のお話。

私が日本に長期滞在したのは、12年の9月から7か月半。

その2年位前から左目から涙が出たり、目やにが出たりと
とても鬱陶しい日々を過ごしていました。

そして12年に日本に行ったときに埼玉の眼科で 『涙小菅炎』と診断され、何度も涙腺の中を洗浄(その時に中から石みたいなものがゴロゴロと出て来った言われてた)してもらって治療を続け、
13年にこっちに帰ってくる時にはほぼ完治。
したと思ってたんだけど、
2、3か月で、また同じ症状が出始めました。
GPと呼ばれる近くの診療所みたいなところに行って、診察をしてもらって、とりあえずはそこのドクターの指示に従わなければいけない。
で、そこのドクターの指示にしたっがっても症状が改善されないと、紹介状を書いてもらって、改めて
「スペシャリスト」といわれる専門科の診察を受けることができる。

当然私もその工程を経て目のスペシャリストに会いに行くことになった。
勿論、お医者様の英語での説明なんてわからないから、ナオがその度について行ってくれて、
何度も何度も目やにが出て鬱陶しくてたまらない! って訴えるんだけど、診察の前の検査の時に
「あら、目やにが出てるわね~」って検査のお姉さんに拭き取られちゃって先生が見るときには出ていなかったことがあったり、
「先生に見せたいから拭かないで!」って目ヤニのまま診察室に入っても先生が
「あら、目やにが出てるわね。」っていうだけで涙が、涙腺がどうのこうのと説明が始まる。

14年に入ってグラハムと暮らし始めてからはグラハムが一緒についてきてくれて診察を受けてた。
目の見えない人が目の診察の付き添いなんて!! ねえ
でも症状は改善されず、
手術をしたほうがいい! ということになり、14年に日本に行く前、6月5日に手術を受けました。
その手術は左目下の詰っている(はず)の涙腺にチューブを入れる手術で、チューブは6週間くらい入れたままにしておくというものでした。

で、手術の翌朝、目ヤニのない朝が!!
と思いきや、やっぱり目ヤニは出てた。
翌々日も、、、

当然、日本にもそのチューブを入れたまま、目やにもなくならないまま行くことになった。
心配だったので、以前受診していた眼下にもう一度行って見てもらったら
「手術自体はとてもきれいにできています、、、
が、目やにが出るのとは、、、」
とステロイド系の目薬をもらってさしていたら、少し目やにが減った。

日本から帰ってきてすぐにそのスペシャリストの予約がしてあったので行ったときに
「日本で目やにが止まらなかったので、眼科に行って、ステロイド系の目薬を出してもらったっら目やにが少なくなった」って言ったら、
「ステロイドなんてダメダメ、もう使っちゃだめよ!この目薬にしてくださいね。」
って、処方されたのが限られた薬局しか扱っていない、手に入れるのがむつかしい目薬で、
グラハムがタクシーを使って買いに行ってくれて、それも2週間分で5千円くらいする目薬で、、、
でも、それを3回くらい使った。
その間に入っていたチューブを抜いてもらったんだけど、一向に目ヤニの量は変わらない

そうしてるうちに左の上瞼の目頭の方の腫れが少しずつ大きくなってきて、
診察時に2度も瞼に麻酔の注射をして何かをしてた。
何をしてるのかはわからないし、痛くもないんだけど、その麻酔の注射がたまらなく痛い!

そして1週間前の9月15日、
グラハムと暮らし始めてから月一で行ってるカイロプラクティックの先生、アイリンが手術をしたことも目ヤニのことも知っているので、
「Yasuko 目の調子はどう?」
「うん、高い目薬点したり、痛いことされたりしてるんだけど、、、変わらない
「そっか、、、
じゃあ、ちょっと試してみるね!」 って言って、左目の上の骨のあたりを3、4か所指で軽く押してくれたの。

で、1年前の22日。
診察に行くタクシーの中でグラハムに
「私、もう、ソニア(スペシャリストの名前)のところに行きたくない。
目薬、あんなに点したのに変わらないし、もうあの痛い麻酔の注射したくない!」
って言ったら
「そうだね、もういっぱい頑張ったんだものね。
今日、また注射をするって言ったら、もうしないでくださいって言ってあげるよ。
それで、もう一度GPにに行って、別のスペシャリストを紹介してもらおう!」って言ってくれた。

そして、診察室に入って、
「あら、また上瞼が腫れてきてるわね~。
ちょっと見せてね」 って言って、瞼に触った。
目の見えないグラハムが「もう、注射はやめてくれ!」って言おうと構えてるのが分かった。
その時に
「あ! ちょっと待って!」って先生が声を出して、慌てて綿棒とティッシュを取りに行って、
今度は綿棒で腫れてるところを強く押した。
「わお!」って先生が大きな声を出して!!!
「目から石が出てきた! まだ出るわ!」って、、、
で、そのあとも石は出てきて、、、
出てきた石は小さいのも併せて全部で5個
それが最初の写真

もう、そのあとは石を押し出した先生も、石を持ってた私も、この様子を見ていた(聞いてた)グラハムも、
しばし言葉が出ず、、、

「Yasuko もうこれで大丈夫。
やっと目やにがなくなるわよ!」
「先生、ありがとう。もう、ここには来たくないけど、先生にはまた会いたい。」
と、なぜか先生と私とグラハムとでハグハグして、、、、

目から石騒動は お し ま い 。

一月後のカイロプラクティックで、アイリンにこの写真を見せて 「ありがとう!」を言いました。
アイリンもびっくりして、喜んでくれました。

あれから今日で1年。
去年の9月23日から今日まで、、、
目やには出ていません

4年以上鬱陶しさに苦しんで、、、この結末 って すご過ぎよね?!?!

そして、今日、9月22日は、私の亡き父のお誕生日です。

お父さん ありがとう






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