YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

2台のスクールバスで!

2011-11-30 22:20:57 | Weblog
“オールド・ビーンリー・タウン” と言う所に連れて行ってもらいました。

実は…私…
バスに乗って動き出しても…
今日、何処に行くのか、知らなかった 

ブリスベンからゴールドコーストに行く途中、ちょうど真ん中あたりなんだけど。
ここに、オーストラリアで一番古い ラム酒 の蒸留工場があったんだって。
で、その頃(1880年くらいから らしい)の建物をここに集めて、オールドタウンを作ったらしい。

勿論、シニアのグループの人達には懐かしいものばかりなんだけど、日本人の私にも同じように懐かしい物だらけで…
みんな 「あ、これ知ってる!」 「こんなの、あったよね?」 「これ、私の母が持ってた!」 「これ、私の祖父が使ってた!!」
と、大興奮!

気がついたら、物凄い量の写真を撮っていました 

いちいち説明しなくても、多分みんなにも懐かしいもので、すこしずつ形は違ってるけど、日本にもあったものがいっぱいなので、
ま、見てください 














ここは、牛乳を搾って、瓶詰めをする作業場だった。




牛の赤ちゃん用の哺乳瓶 と、搾乳機。






真ん中、右上にあるのは “ウサギ”を捕まえる罠。


はかり。






丸太をくり抜いたベンチ。



軒先にぶら下がっているのは “蝿帳(はいちょう って、知ってる?)”
この中にハムなんかも入れてたんだって!


多分…あまり沢山の写真は載せられないと思うので、
第一部はここまで  









久しぶりのシニア

2011-11-30 22:11:42 | Weblog
今日は、シニアの “クリスマスブレイクアップランチ”のバスツアー。

先ずは、いつもの“エピセンター”に集まって、モーニングティーをしながら今月のお誕生日会。


右隅の後姿の人が93歳のお誕生日。
ケーキの 93 の 9 が 反対向きで、可愛い!
みんなで 「凄いね~!93歳だって~!!」
って言ってたら…
私の隣にいた、今朝入り口から手を引いて来てあげたおばあちゃんが
「あら。私は94なんだけど…?」

 凄いっ! 私、94歳のおばあちゃんに、触っちゃったよ~ 


そして、バースデーケーキを分けてもらって…

素敵なバスツアーの始まり~ 


大失敗 の続き (今日はインターネット、快調!)

2011-11-29 19:53:02 | Weblog
大失敗に至るまで です(笑)

一通り、グラハムの部屋を見せて、説明してくれて…

「OK! これで僕の事はお終い。さあ、YASUKOの英語のレッスンだよ!何処でする?ここでもいいし、キッチンのテーブルでもいいよ。」
「メモしたいから、テーブルの方がいい。」
と、場所を移して、

「英語の何が知りたい?」
「先ず初めに、私は、あなたのレッスンにお金を払わないといけないと思う。1時間にいくら払えばいい?」
「そんなお金の話はしなくてもいい。」
「でも、私は以前プライベートレッスンを受けてて、そこでは25ドル払ってた。お金を受け取ってくれないと、次に来れない。」
「友達だから、僕はYASUKOを助けたいと思う。その気持ちにお金は要らない。」
「でも、忙しいあなたの大切な時間よ?」
「そんなの問題ない!」
「OK!分かったよ。ありがとう!
日常会話。若い人達の言葉じゃなくて、私の歳に似合った丁寧な英語。それと…お店でのお客様との失礼でない会話。それから…前置詞の使い方が分からない…
「たとえば?」
「う~ん、お客様をテーブルに案内する時の丁寧な言い方は? … …」
と、ここからは限りなく…

「ちょっと待って、YASUKOと話してると、時間を忘れちゃうから…」
と、彼が寝室から持って来た腕時計。
普通に普通の腕時計…なんだけど…
10分毎に 喋る 

『センテンス=言葉の集まり』
『フレーズ=センテンスの一部』
『Are you ready to go? よりも  Are you ready to leave? の方が丁寧』
『Would you like to pay separate? だと思ってたけど、正しくは  would you like to pay separately?』
ブラ~ブラ~ブラ~(どういうスペルか分からないけど…日本語の 云々)

と、突然
「I love dogs. ワタシハ イヌガ スキデス」 
「日本語ではこう言うでしょ? 英語とは逆なんだよね。だからお互いに難しいんだよね。」
凄いよ、この人!!! 

で、ふと気がつくと時計が 「11時です

「大変!行かなくっちゃ! 
「そうだね、気をつけて! ここから ○×道路に出るには、二つ目のラウンドアバウトを… △×して…」
(大丈夫、カーナビついてるもん! )って思いながら…
「ありがとう!本当に素敵な時間だった 
「来週も来るかい?」
「来てもいい?」
「勿論だよ!朝は、いくら早くても大丈夫だからね。今日は来てくれてありがとう。本当に嬉しかったョ!」

と、家を出て、車に乗って…
まずは次のラウンドアバウトまで行って、車を端に寄せて…
カーナビに次の行き先 『サニーバンクヒルズ』を入力しようとするんだけど… 出来ない 

仕方なく、何処に行くのかわからないけど、ナビのお姉さんが言う方向に動いてみる…
…知ってる景色に…ならない 

もう一度、カーナビを!
住所は分からないからショッピングセンターで検索しようと思うんだけど…
地域検索に…出来ない 

時間は…11時20分! 歯医者さんの予約の時間 

仕方がないので電話をする。
「すみません、少し遅れてもいいですか?」
「あんまり、よくはないけど…どのくらい?」
「車でとっても近くに来てるんだけど…迷っちゃってるの 
「近いのね? じゃあ、できるだけ早く来てくださいね。」
「あ、すみません、住所を教えてください。」
「4階よ。サニーバンクヒルズショッピングタウンの。」
(だよね~。それは分かるんだよね~ 

もう一度、ナビにトライ!
(そうだ!ホーム にすれば家に帰るんだから…サニーバンクを通るはず 

急いで 『ホーム』にセットして…
ナビのお姉さんの言うように走り始めた。
…?…?
でも、なんだか 変?
(グラハムに電話しようかな?…でも…彼の眼…見えないんだよね~ 
心配かけるだけだから…自分で、何とかしなくっちゃ 
と、走れば走るほど…分からなくなる 

(こりゃ駄目だ~!! もう、間に合わない~~!!) とまた、歯医者さんに電話。
「すみません、カーナビが上手く使えなくて…行けそうにないの  今日の予約、キャンセルしてもらえませんか? 
「大丈夫ですよ。じゃあ、次はいつにしますか?」
「水曜日ならいつでも…」
「じゃあ、12月21日。」
「はい、分かりました。ありがとう!」
「家には帰れる?」
「はい…多分…大丈夫…です 
と、歯医者さんをキャンセルしたら、ちょっと落ち着いた。

すると、歯医者さんの後で、ナオとガーデンシティーで待ち合わせてるのを思い出した。
あわてて携帯を見ると
「もう、家に帰ってきたから、いつでも出られるよ!終わったら連絡してね!」 
うっひゃ~ 

急いで、ナオに電話して今の状態を説明した。
「じゃあ、ナビを “ホーム”に設定をするとサニーバンクを通ると思うから、そこまで出れればママ、分かるじゃん!」
「そうだね、やってみる!(…でも、さっきも…やってみたんだけど な~?…)」

もう一度、“ホーム”に設定しなおして、もう少し走る。

と、なんだか見覚えのある道路…
そこで気がついた(ナビのお姉さんは高速を使って帰ろうとしてる  サニーバンクを通る道は、高速とは逆方向だ

次の信号でUターンして、少し走ると、ナビのお姉さんは高速を諦めて、普通の道での案内を始めてくれた 

すると、その角には…
私が、どうしても行きたかった “サニーバンクヒルズ”のショッピングタウンが    

あ~あ、グラハムの言うように、彼の家からなら5分の距離だった 

(あ~あ、彼の道案内、ちゃんと聞いておけば良かった 

と、こんなふうにして、とにかくガーデンシティーに行き着いて…
ナオと 大笑い 


ナオとランチをして、お買い物して、家に帰ると…
グラハムからメールが来てた。

彼のコンピュータで見せてくれたテストメールが2件。

『Hello Yasuko, I am so pleased that you can come to my place.
I love you.
Graham』

『Yes here I am again and very happy.
Love
Graham』

急いで、ありがとうのメールを書いた。
勿論、その後の大失敗は 内緒で  

そうしたらすぐに返事が来た。
『 Hi Yasuko, I appreciate your email and comments. I enjoyed our time together and I am so ppleased to assist you.
I will comment on your Grammar as I think it will assist you some more. For example you typed in your note, "I had wonderful time today".
This should be "I had a wonderful time today".
Just the inclusion of that "a" in there makes correct grammar.
Also you say "I got big energy from you"
Should be"I felt much stronger from your company".
My dear Yasuko, please don't think I am criticizing you but, of course assisting you with your grammar. As I said on Wednesday I need to hear your words so I can make change to improve your grammar which is what you asked me to do. Of course I only want to help you because I love you.
That is O K, I will change my date for the following Wednesday because you need to socialize with your friends for Christmas so, next week is O K.
Love

Graham 』

なんと!
私の送ったメールの文法が…
添削されて…
「あなたの書いた文章の文法を直すけど、うっとうしいやなヤツだと思わないで欲しい。」って。

そんな事、絶対に思わないよ!!!
(でも、本当はちょっと思った ケド…笑。)
本当に、私を、読まれてる~~

私、57年生きてきて、今までにない経験を、今日した。
それも、72歳の、目の見えない彼に、物凄いエネルギーと優しい心をもらった 

その凄い経験を、私の知ってるみ~んなに知らせたい!
本当に拙い文章で、伝わらないかもしれないけど…
私の感動を、伝えたい 

そして、彼の望む、迷惑にならないお手伝いをしながら、
素敵な “お友達(お友達なんて、失礼?大師匠だよね~?)”を続けたい 






プールに遊びに来た “レン”

2011-11-28 21:37:14 | Weblog
写真のど真ん中に小さな小鳥が、見える?

10センチくらいの可愛い小鳥が、ナオのいるプールの木に遊びに来ていた。

この小鳥の名前は…
“レン”って言うんだって 


今日は、インターネットの調子が、めっ茶悪い 

8時過ぎから始めて…
このブログの編集画面に入って、写真を7枚取り込むのに、1時間半かかってしまった 

ま、本を読みながら…
だったんだけど 

なので、今日はこのページだけ。

このページも、上手くアップできるといいな~ 
 

大失敗

2011-11-27 20:44:02 | Weblog
先週の水曜日(21日)のお話。
ず~っと書きたかったんだけど…

先週は学年末の行事が目白押しだった、子供たちに振り回されて、私までが忙しかったの 

で、今日こそは、書かなくっちゃ 


お休みの水曜日。
朝、8時半にカイロプラクティック。

あ、その前に…
先々週の水曜日に、お店に 「ヨウコ」にって、オージーのおじいちゃんから電話があったって、
そんな人はうちの店にはいないので…良く聞くと…
「ヤスコ」だった。

それを木曜日に聞いて…
(おじいちゃん…お友達…って、ビル?…イアン?…あ、グラハム かも!)って考えてたら…

本当にグラハムから電話がかかってきた。
「YASUKO 仕事中にごめんね。YASUKOの電話番号がわからなくなっちゃって…教えてくれる?」
って、
電話番号を言うと
「OK!ありがとう!また電話するよ!」

って事があったの。

そうしたら、カイロプラクティックの前に電話があって、
「今日、来れたらおいで!8時半にドクターから帰って来て、それからはずっと家にいるから。」
「私、8時半にカイロプラクティックがあって、11時20分に歯医者さんなんだけど…」
「何処の歯医者さん?」
「サニーバンクヒルズ」
「わお!そこなら家から5分だよ。カイロプラクティックが終わったら、歯医者さんの時間まで来るといいよ!」
「OK!カイロプラクティック終わったら電話する!」
って事になって。

カイロプラクティック終わって、電話するとグラハムは、
道順の説明をし始めた。
「そんなにいっぱい覚えられないよ!グラハムの住所教えて!ナビに入れて、行けるところまで行って、分からなくなったらまた電話する!」
って言って、住所をナビに入れて…
スタート 

すっごく近くまで行けて、47番を探すんだけど…見つからない 
悔しいけど、また電話。
「今、33番の前にいるんだけど?」
「上り坂?下り坂?」
「上ってる。」
「ははは~!おしいねえ、どこかで向きを変えて下りにしておいで。今、玄関に出るから!」
って。

グラハム、目が見えないのよ 

で、向きを変えてゆっくり戻り始めると…
赤いポロシャツ姿のグラハムが、杖を片手に、こっち向いて… 手を振ってた 

先ずはハグして。

「ようこそ、我が家に! こっちにおいで。」
うちの外にある棚の中に、コンピュータの身体と、キーボードと、何だろう?モデム?みたいなのが所狭しと積まれてる。

「これは、子供たちようのコンピュータ。」←そうなの、グラハムは目の見えない子供たちに週に2回、コンピュータを教えてるの。
「一番小さい子は3歳半だよ。」

その棚の終わりに、ウォーキングマシーンと、サンドバッグ 
「僕は運動をしないといけないんだけど、外を歩く時には杖で歩くだけで精一杯で、運動にはならないから、毎朝一時間、このマシーンで歩くんだ。
30分歩いたら、このグローブをはめて、サンドバッグを叩く。600回。そしてまた30分歩く。汗かくよ!
それからシャワー浴びるんだ。」

今度はお庭。
お家に沿って、ず~っと、屋根がつけてある。
「雨の日にも、傘無しで動けるように、屋根をつけてもらって、地面にはコンクリートを貼ってもらったんだ。草刈しなくてもいいようにね。」

小さなお庭だけど、コンクリートのはってない所には、草がいっぱい伸びてて、タンポポのお友達みたいな、私の大好きな黄色のお花がいっぱい咲いてた。

「グラハム。ここに黄色のお花が咲いてるんだけど…見えないよね?」
「ははは~!見えない。」
「あのね、タンポポみたいな黄色のお花がい~っぱい咲いてるの。すっごく綺麗なの。みせたいな~!」

グラハムは…微笑んでた。

そのお花達の横にはタンク。(ここブリスベンはいつも水不足だったので、個人の家に雨水をためる大きなタンクを持ってる家が多い。)
「僕は、このタンクウォーターしか飲まないんだよ!」
「え? 普通、タンクウォーターは雨水だから、飲まない方がいいって…?」
「そうだよ!まじりっけのない雨水だから、いいんだよ 

お庭の隅にイスが1脚置いてある。

「ここに座って、髪の毛を切るんだよ。切った髪は風が片付けてくれる 
 自分で? 切るの?」
「勿論だよ!」
「グラハム。独りで、ここに住んでるの?」
「そうだよ。さあ、お上がり。」

「ここがキッチンで、ここがエキストラベッドルーム。ここがリビング。 でも、このソファーにはほとんど座らない。だって、僕はテレビ見ないから(笑)」
「ここは、僕のベッドルーム。そしてここが僕のコンピュータルーム。」

どこもかしこも、小奇麗に片付いている。
絶対に、ここに目の見えない人が独りで住んでる とは思えない。
ま、流石に色のものは少ないし、埃だって…たまってるんだけど…

どのお部屋も、こっちにしては少し狭い。

そして、コンピュータルーム。

入って正面右のコーナーにコンピュータをはじめ、いろいろな機械がいっぱい!

グラハムが座って、キーボードを叩く。
本当にこれぞ “ブラインドタッチ” 

文章を作ると、それを機械の中の男の人が、読んでくれる。

メールが来る。勿論、音で分かる。
開くと、また読んでくれる。

郵便が来る。

封を切って、手紙を取り出す。
それをスキャンしてコンピュータに取り込む。
これも読んでくれる。
でも、読めるのはタイプしたものだけだから、手書きのものは駄目だそうです。

電話が鳴る。
さっきの機械の中の男の人が 「何番からの電話です。」
「ああ、シドニーからの番号だ。何かの営業だから出なくても大丈夫。」

「これは、アイホン。」
指でキーボードに触ると、アルファベットと数字が読み上げられる。
「3」って言われて、 「3」でよければ、そこを2度叩く。
「ほら、こうやって…」
って、なにやら番号を入れて…ON 
なんと! 私の携帯が!! 鳴ってる 

「私の…携帯… グラハム!私の携帯の番号、覚えちゃってるの?」
「そうだよ。簡単だよ!」

  

「グラハム!! あなた、いくつなの?」
「72。1939年。」
「YASUKOは?」
「57」
「1954年だ。まだまだ15歳と同じだ! は は は!」

と、こんな調子で、私はずっと  こんな顔のまま(笑)


こんな興奮したのは久しぶり!って言うか…
初めてかもしれない!

だから、体験した事、覚えてる事を出来る限り書いて、みんなに伝えたい!!
…でも…なので…タイトルの 『大失敗』に至るまでには、まだまだ話は長くなりそう  

一気に書けそうにないので、
今夜は、ここまで ね 







アワーズナイト

2011-11-24 22:53:17 | Weblog
今学期、一番最後の “表彰式”

私も、お仕事を早上がりして、見に行ったの 

ここでも、KyとLenは表彰して貰いました。


私、この校長先生、大好き 








スイミングのコーチをしているナオは…
真っ黒に日焼けしてて…
ドレスの開いた背中には…白い×印がくっきりとついていました(笑)

いつも、スポーツウエアだから、
たまには、こんなドレス姿も いいね 


生き残り組

2011-11-24 22:14:37 | Weblog
向日葵が枯れ始めて…
2週間以上たちました。
この写真は1週間くらい前の写真。

日に日に枯れて行く中で…
確実に成長している向日葵達もあるんです 

同じ土地の中で、お水の流れが違ってるのかな~?
同じ種を、同じ日に蒔いたんだと思うんだけど… 


そして今日はこんなお天気。
たっぷりとはいかないけど、雨が降りました。
(あの、生き残りの向日葵達、元気になれたかな~?)
って思いながら、バスの駅から歩いていくと…


元気どころか、
お花が咲いちゃってました 

凄いっ!  根性向日葵 

ここの地面には、あまり栄養がないらしく…
ちょっとひ弱な、
あんまり向日葵っぽくない向日葵だけど…

あのまま、みんな枯れちゃってたら…
めちゃくちゃ悲しかったと思う。

だって、何の芽なのか分からなかった時から、ず~っと楽しみにしてたんだもん!

今日は、向日葵に元気を貰いました