Boléro
セビリアのとある酒場。一人の踊り子が、舞台で足慣らしをしている。やがて興が乗ってきて、振りが大きくなってくる。最初はそっぽを向いていた客たちも、次第に踊りに目を向け、最後には一緒に踊り出す。
ラヴェルの作曲したバレエ音楽で、同じリズムと2種類の旋律が繰り返される何とも不思議な曲です。
初めて、この曲を聴いた時は、まだ小学生でした。バレエ音楽とも知らずメロディの三連符がどうも好きになれない、どちらかと言えば嫌いな曲でした。
ですが、とても有名な曲。テレビやラジオから、このリズムとメロディが耳に入ってくるのです。
「あぁ、またこの曲かぁ・・・。」と思いつつも、徐々に気持ちが変化していきました。
そして、バレエを観たら結構好きになっていました。
真っ赤な舞台。陽気な酒場。
一緒に踊ってみたいものです。
Dubey & Schaldenbrand (ダービーアンドシャルデンブラン)
Aerodyn Duo