ROGER W . SMITH LTD .
イギリス、マン島から届きました。
オーダーしたのが確か2010年…。
2年以上かかりました。 大変お待たせ致しました。
中から出てきたのはこの2つのBOX。
左は通常の時計BOX。
右は修理発送用のBOXなんです。
時計BOXを開けると出てきました。
ロジャースミス「シリーズ2」
聞き慣れない方も多いと思いますので簡単に説明を。
ロジャースミス氏はG・ダニエルズ氏の最後の弟子と言われている方です。
G・ダニエルズ氏はあのコーアクシャル(2枚のガンギ車を同軸上に配置することでガンギ車歯先にかかる摩擦を最小限に抑える設計。潤滑油補給の必要がなくオーバーホールの間隔が長くなった。)を1974年に発明した時計師です。その為、ロジャースミス氏の時計にはすべてコーアクシャル・エスケープメントが採用されています。
現在、イギリスのマン島で妥協のない時計作りをしています。簡単に言うと、限りなく手作りに近い時計と言えばイイでしょうか。針、文字盤、ケース、ムーブメントはすべて手作りです。特にムーブメントは設計から行っていますので、ベースムーブメントは存在しないのです。コレはすごい事ですよ。
さて、時計を観ていこうと思います。
ケース径は約37mm。
材質は18KWG。
大き目のパワーリザーブインジケーター、スモールセコンドが目を引きます。
ローマンインデックスは、彫金にインクを流し込むというスタイルです。
もちろんコレもすべて手作業です。
長・短針はかなり特徴的なスペード針です。これをスペード針と呼んでイイのかは解りませんが、とにかく変わった形です。
針はすべてブルースチールですが、ブルーと言うよりは紫に近い非常に綺麗な色です。
尾錠ももちろん18KWG製ですが、かなり肉厚で贅沢です。
R.W.SMITHの刻印も全て手掘りですね。
最後にムーブメント。
コーアクシャル・エスケープメントも確認できます。
昔の懐中時計のような印象も受けますが、歯車、ネジ、地板をよく見ていくと、まったく別モノ。
コレらはすべて手作りというのだから凄いの一言ですね。
毎時18,000振動というロービートが奏でる不思議な音。
この時計だけですね。
やっぱり凄いです。コノ時計は。
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