ゲオルク
異常に存在感のある角型時計「ゲオルク」のご紹介です。
昔は当たり前のようにどのメーカーにもあったレクタンギュラーやスクエア型の時計ですが、近年非常に少なくなりました。需要が無いのかそのような時計が少ないから売れないのかは不明ですが、もう少し角型時計があってもいいのではないでしょうか。
お気づきの方も多いと思いますが、ここ2~3年くらいでハイクオリティ小規模メーカーから角型ムーブメントがいくつか発表になっているのは、そういった背景があるのは間違いないと思います。モリッツグロスマンやHモーザー等です。
このゲオルクもその流れで作られた非常にクオリティが高く個性の強い角型時計です。
ゲオルク
特徴は個性的な角型ムーブメントと非常に古典的な文字盤デザインです。
サイズもそこそこ大きいのですが、そもそも機械が大きくゲオルク専用ムーブメント(キャリバーⅧ)が搭載されています。
ゲオルク
ダイヤルはドンツェカドラン製の高品質なホットエナメルです。
ユリス・ナルダン傘下の同社ですが、現在でも一部のハイエンドメーカーにエナメル文字盤を卸しています。弊社取り扱いのチャペックもそうですが、ゲオルクの文字盤含めユリス・ナルダンに使われるエナメル以上のクオリティで作られていると言われています。
針がセンターより上に配置され、スモールセコンドが大きくとられていて重厚感があります。クロノグラフで言うランゲのダトグラフに近いイメージです。
ゲオルク
スモールセコンドのインダイヤルは一段下がっています。
つまりこのエナメル文字盤はツーピースです。
また、ローズゴールドのランセット型針は非常に美しい仕上がりです。
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
一見どっしりとしたケースですが、厚みは9.4mmと抑えられていて、グラスバック自体にアールがついていますので着け心地は良いです。
3ラグとケースサイドのゴドロン、さらに艶有りアリゲーター(裏面シャーク)の組み合わせは非常に個性的です。
ゲオルク
キャリバーⅧ
大きさ:34mm×26.5mm
厚さ:4.8mm
振動数:毎時18,000振動
パワーリザーブ:約55時間
石数:ルビー19石、ブリリアントカットのダイヤモンド1石
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
ゲオルク
これ一度見たら忘れられませんね。
輪列、地板、SSブリッジの組み合わせと、各パーツの仕上げは他社を圧倒しています。
古典的な3針でこの時計ほど存在感があるモデルってあるのでしょうか。
ゲオルク
ケース材:18KRG
ケース径:40mm×32mm
ケース厚:9.4mm
防水性:30m
¥5,060,000(税込)
※5月から値上げ予定
林時計鋪
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