被害者になるのがうまい人

議員の発言等に絡み、
このところニュースなどで


「悪気はなかった」


というのをよく耳にします。




悪気のないその言葉には、
悪気もないが、
考えもない、
思いやりもない、
デリカシーもない。


悪気がなければ、
なにを言ってもいいというものではない。


そんなこと、
まともな大人は
わかっているはずなのだが、
このニュースを耳にする子供が、
悪気はなかった、
という言い訳を身につけてしまうのではないだろうか。


そして、子供の頃そう思い込んだひとが、
大人になった今も悪気はなかったと言い訳する。


悪気はなかったと言い訳する人は、
自分には悪気がなかったのに、
はたまた、良かれと思ってやったのに、
それに対して怒るとはなにごとかと、
すぐに被害者になりやがる。


と、いうようなことを、
私は若かりし頃に歌詞に書いている。


アフロタイム
という曲だ。


この歌、いまもライブで歌っています。


20年以上前から、
私はこのように物事を見ていたのだなーと、
歌詞でしっかり残している（笑）


悪気はなかった？
そんなつもりじゃなかった？
言ってろよ。
そうやって人をキズつけても
言い訳してろ。
自分は悪くない。
むしろ被害者なのだと。