裸足-hadashi-

子供たちが小さかった頃は子供の面白ネタ。デカくなった今では、日々のおかしな出来事なんかを書いてます。

神宮球場

2018-07-22 23:05:29 | インポート
次男の野球人生が今日で終わりました。




野球人生が終わりだなんて、
大げさに聞こえるけど、
本人は「もう野球はやらない」と言っているのでやっぱりそういうことかなー。


今日、神宮球場で、
日大三高と戦い敗れました。


とてもいい試合を展開したので
負けてすごく悔しい。


三年生の夏大は、
敗れた時点で「引退」となるので、
大会が始まった時点から、
「負ければ終わり」がずっとついて回るわけです。


先輩たちの初戦敗退を何度かみていますから、
またそれもあるかもと思いながら始まった夏大でした。


毎回、これで終わりかもと思いながら、
1回勝ち、2回勝ち、3回勝ち、、、
と、勝ち進み、ついには西東京ベスト8に。


ベスト8になれば、
神宮球場です。
それはもう特別な勝ちでした。


勝ち抜いて次の試合へと、
本当に楽しい夏を私たちに経験させてくれてありがとう!


「まさかの神宮ーーーー!!!」
と、保護者たちも大喜び。


相手は日大三高。
うちのキャプテンも取材を受けて、
「こちらは完全な挑戦者です。
胸を借りるつもりで挑戦します」
とコメントしていましたが、
それでもかなり相手を追い詰め、
いい試合をしました。


惜しかっただけに、
悔しい試合となりました。




強豪相手では、
控えの選手は出番も少ないとは思うけど、
今回次男は出番もなく、
試合に出られなかった。


母としてはかわいそうで切ない。


本人もものすごく不完全燃焼だったと思う。
まあ、私が勝手に思ってることだから、
本人はどう感じているのか、
本当のところはわからないけれど。




しかし、これまで、
野球が好きで好きで、
がむしゃらに続けてきた8年間。
我が子ながら尊敬する。


なんだろう、
いろんなことが終わって、
変わっていく。


子供がどんどん成長していく。
嬉しいようでさみしい。


いまはまだ、
なにがなんだかな気持ちでわけがわからないけど、
これからどんな野球ロスが来るのか
おそろしいくらいです。


自分には、ずっとミュージシャンになりたくてバンドをやり続けた青春があり、
甲子園にも似た、コンテストを経験し、
決勝大会まで行ったことも2度あり、
そして、あきらめた瞬間があり、
しばらくは音楽も聴けない、
バンドやミュージシャンの話をするのも避けていた時期もあり。
それは辛かった。


いまから、次男はそんな辛い時間と戦うんだなー。


ジワジワと時間が経つにつれて、
楽になっていった気がするが、
それには長い時間がかかった。




そばで黙って優しく見守る母


にはなれそうもない。
私だって球児の母として、
全てが初めての体験なわけで、
心中複雑なんでございます。
きっとつい、ヤイヤイ言ってしまうだろう。
すまんな、こんなかーちゃんで。




野球を通じて保護者のみんなとも
ものすごく楽しい時間を過ごしました。
このところは野球部母のLINEで
毎日ワイワイいろんな話が飛び交っていました。
これも、息子たちの部活がなくなれば、
なくなっていくんだろうなと思うとさみしい。


一丸となって応援してきたこの夏大が
終わってしまったのかー。


2018夏
下剋上!


というのが今大会の我が校のキャッチフレーズでした。


みんなで考えたという「下剋上!」をひっさげて、本当にかっこよかったぜ、
片倉高校野球部!




次男、お疲れ様!
これからの人生も、
がんばれよー!


ずっとずっと応援してる!