ハイライト|J1リーグ第32節|vsガンバ大阪
負けました。
試合全体を通して攻めてはいたけど、攻めていたように見えるだけだったかもしれない。
4ー4ー2で中央を固めて引いている相手をなかなか崩せなかった。
相変わらず東口選手、当たってましたねえ。
ガンバは自分たちの今置かれている状況をよく認識していた。
自動降格圏の順位、残り試合数を考えたら絶対に負けられない。
どんな内容でも勝つ。引き分けだって許されない。
守りを固め、少ないチャンスで訪れるカウンターはどんなことがあっても物にする。
結果は見事セットプレイで2得点。相手に先制点を与えたのはまずかったね。
これでますますガンバは守備の意識がグッと高まった。
その後のプレイから絶対この得点を死守するって感じだもん。
1ー0なら何とかなると見ていたけれど、後半34分のセットプレイで喰らった失点は痛かった。
今日の戦い方じゃあ、残り10分で逆転は無理だよなあと思ってガックリ来た。
マリノスの選手たちは、「勝つんだというより、勝たなきゃまずい」と
無意識にそんな風に思っていたんじゃないかなと勝手に思ってしまう。
相手を崩せない焦りの意識がますます萎縮したプレイにつながってしまう。
攻撃の思考回路が麻痺状態。
先制点を与えてからの後半、守りを固めるガンバの守備に対してなかなかクロスが上げられない。
アタッキングサードまでは何回もボールを運ぶのだけれどそこからのスピード感がいつもと違う。
ペナルティエリアの選手の動きが少ないからか?
残念なのは前半で得たチャンスでもし先制点を奪っていたら、勝利の確率はかなり高まったと思う。
前半はかなり攻め込んでチャンスをあったのになあ、と思うと残念至極。
出てくる相手には強いマリノス。引かれるとちょっと攻めあぐむ苦手な面がこの試合で思いっきり出てしまった。
目の前の試合に勝つだけとみんな揃って言ってはいたけど、
優勝を意識しないと思うのはやはり難しいんだろうなあ。
とは言うもののやっぱりあれだけ引いてブロックを作る相手から点を取るのは厳しいのは事実。
でも、そこを何とかして欲しいと思うのがサポーター。
勝って欲しいのはやまやまだけど、せめて引き分けに持ち込んで欲しかった。
負けちゃあ困るよが正直な気持ち。
残り試合がひとつ減ってあと3試合。
フロンターレがエスパルスに勝ったので勝ち点差は5に縮まった。
次は最下位のジュビロ。今節、鹿島に引き分けている。
彼らも必死。絶対に負けられないと対峙してくる。
「勝つんだ」の裏返しかもしれないけど、「勝たなきゃまずい」と思って萎縮したプレイをしたら地獄を見るよ。
全員が同じベクトルを持って、マジでいつものプレイをすれば絶対に勝つ!
「勝てるんだ」ではなく「絶対に勝つ」、そう思いなさい、とあえて上から目線で言わせてもらいます。
じゃあ、どうやって勝つんだと言われても困るけど・・・。
あえて言わせてもれえば、決定力。チャンスで決め切れば勝利は見えてくる。すいません、当たり前か・・・。
水曜日にはもう試合だ。開き直って原点に戻って欲しい。
頑張れ、マリノス
勝利は自分達次第だ!