ハイライト|J1リーグ第4節|vs 京都サンガF.C.
画像はマリノス公式より
まあね、相手のCBが退場となって2点リードとなれば、そりゃあ今日はいけるという気持ちになりますよね。
選手もそう思って気持ちが緩んだのかわからないが、あっという間に2点を入れられ2−2で前半を折り返すことになってしまった。
一人少ない京都が勇猛果敢にマリノスに襲いかかる。
特に豊川選手。昨年の試合も手強さが見えたが、今年もその動きは目を見張る。
マリノスは連戦の疲れか、ミスもあり、ボール奪取をされて失点につながってしまう。
京都はボールを奪取して、すぐさま前線に残っている味方へロングパスをしてチャンスを生み出していった。
京都の戦術は明確。ハイプレス、奪えば前へ前へ走る。パスも正確だ。
今日は勝ったけど、
今後も強度で負け、走りで負けるようだと、あまり触れたくはないが、現在首位の町田ゼルビアには勝てそうな気がしない。
足元でチャカチャカやっているサッカーと揶揄され、マウント取ってくる相手に負けることは許されないのだ。
後半7分にロペスが2点目をヘディングで押し込み、リードしたのも束の間、66分にポープがDOGSOで退場となってしまう。
なんとか持ち堪えて試合を終えたが、上島のミスから生じた決定機を京都が外してくれたのはラッキーだった。
ポープの退場により白坂楓馬がJ1デビューとなった。
試合後のコメントは、「全然自分が何をしたのか覚えていない」と語っている。
次節もたぶん彼の出場となると思う。
次はしっかり冷静になって、自分のプレイを覚えているぐらいになって欲しい。
次の試合は代表ウィークもあって、約2週間空く。
ゆっくり休んで、しっかり修正して次節を迎えて欲しい。
否定的なタイトルをつけたが、勝ったのは事実。
プロである以上、結果がすべて。
綺麗に勝つなんて余裕はマリノスにはないのだ。
ロペスは絶対的なエースだけれど、エウベルや植中、宮市はもちろん、さらに中盤の選手も今後の試合で得点しなければ先はない。
誰が出てもマリノスと一時は言われたのは、誰が出ても得点し、守り切れたからだ。
まだ4節、されど4節(マリノスは3試合消化)。
4、5月は厳しい日程で連戦が続く。
連戦のなか、たくさんある改善点をどこまで修正できるか、そしてアタッキングフットボールを全面にだせるか。
正念場だと思う。
4ー3ー3の戦術を落とし込もうとしているキューウェル監督。
彼の頭のなかでは、プレミア最高峰のリヴァプール4ー3ー3システムが巡っているのかもしれない。
残念ながら、マリノスに遠藤航の代わりはいない。
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試合ハイライト 23/24シーズン プレミアリーグ 第28節