ハイライト|J1リーグ第2節|vs浦和レッズ
ホーム開幕戦。3年ぶりの年間チケットは、メイン2階席。
ピッチ全体を俯瞰してみることができて抜群に見やすいです。
ちょっとお値段、高いけど😅
監督が代わったレッズとマリノスとでは戦術の成熟度の違いを見せつけた試合だった。
試合開始からプレッシャーをかけてきたレッズだったが、その効果をあげることはできなかった。
中途半端なプレスではマリノスに脅威を与えられない。
マリノスからボールを奪うことは今のレッズでは厳しい状態だ。
密集した状態の中でもうまくボールを回すマリノスを見て、ここ数年の積み重ねを見るようで頼もしい。
先制点は見事な崩しだった。
ロペス→エウベル→ロペス→永戸→西村とワンタッチでボールが渡り、
最後は永戸のファーへのクロスを西村がゴール前へ叩きつけるように送ったボールを
ロペスが丁寧なヘディングで決めた。
美しいボールの流れ、絵に描いたような崩し。
こんなゴールをこの目で見ることができて嬉しい。
ゴールした瞬間は、思わずガッツポーズをしてしまった。
ゴールシーン、家に帰ってからDAZNで何回も確認しちゃった😅
前半を1−0で終わり、後半に入ってもなかなか追加点を奪えない。
有利に試合を進めていても、サッカーは何があるかわからない。
セットプレイで同点にされる可能性だって十分ある。
「ウノゼロ」で勝ったら、なんか懐かしい気持ちになるなあと、勝手に思い始めてしまいました。
しかし、やってくれました。
後半途中出場のマルコスのおしゃれなフリックから、
西村のアシストでこれも途中出場のヤン マテウスが落ち着いてゴールを決めた。
この試合、西村は2アシスト。
2試合連続ゴールとはならなかったが、しっかりゴールに絡んでいる。
試合後の監督や選手コメントは、2試合を消化した時点で守備は満足、攻撃はまだまだという感じ。
それは仕方がないと思う。
スピードのあるウィンガーが怪我や移籍でいないのだから、現時点の攻撃は昨年とは違ってしまう。
新加入で初戦に続いて途中出場した井上は「まさかこんなに早く出番が来るとは思わなかった」とコメントしているが、
監督はスピードのあるウィンガーを早くチームにフィットさせたいのだと思う。
ミスをしても続けて使う。井上選手自身も「早くマリノスのサッカーを身につけ、チームの役に立ちたい」と述べている。
宮市が復帰して、井上が成長し、スピードある両ウィングを揃った時、
考えただけでもゾクゾクする。
そうなれば宮市、井上、両選手とも先発でも途中出場でも、相手にとっては脅威だ。
守備が安定したうえに、攻撃の引出しがさらに増える。
そんな、ある意味牙を出せない状態でも相手を崩して2得点するのは素晴らしい。
二人の日本人センターバックが頼もしい。オビもプレーに落ち着きが出来、今回は無失点。CBとの連携も良好。
永戸の動きはサイドバックにしてサイドバックではあらず。まさにマリノス仕様。
センターバックの角田が、「え、なぜここに」と思うこともあった。
ナベコー、キー坊、互いの役割を理解し合っているボランチが試合を締める。
攻撃一辺倒ではなく、状況に合わせてしたたかに闘うマリノスはまた成長していると思う。
相手に合わすのではなく、相手の状況を選手全員が冷静に理解してその中で自分達のサッカーを貫いていく。
新監督のもとでのレッズ。新しい戦術を身につけるまで辛抱ができるか。
苦難の道は続くよ。マリノスはそれを乗り越えて今がある。
画像はマリノス公式HPより。
次節は三ツ沢で広島戦。
私、観戦予定です。久しぶりの三ツ沢競技場。
個人的に今シーズン、一番のライバルだと思っている広島がどのように挑んでくるか。
そしてマリノスがどのようにして勝つか。
とても楽しみです。