ぐうたら主婦 きっとの暮らしと遊び

ヘタレな主婦の山歩きとぐうたらな生活の中で思ったことなどを書き連ねてみました。

東日本大震災から6年

2017-03-11 10:40:51 | 防災関連
あれからもう6年になる。

震災で亡くなられた方、ご家族を亡くされた方の気持ちを思い、
皆様の犠牲を無にしないよう、努力して行きます。

と朝思った。


あの日、現場で大きな揺れを経験し休憩時間につけたテレビの光景に、
本当にショックを受けた。これは阪神大震災の時のショック以来だった。

これは現実なのか?
あの、ながされていく車は誰も乗ってないよね?
大丈夫だよね?
と言いながら見ていた。

現実に起こっている災害をテレビを通してリアルタイムで見れてしまう残酷さ。
それを見ながらでも「早く逃げて!」
と念じることしかできなかった無力さ。
あの日以来ますます防災準備に熱が入り、周りの白けた笑いの中でも自分を曲げるつもりはさらさらない。そう言う考え方が何故できるのか、どうして自分のところに災害が起こらないと思うのか
そのことの方が大きな疑問だ。
その楽天的な考えは一体どこから来るのか?
所詮人ごとなのだろうなあ、切羽詰まって考えていないんだろう。
ここは東海東南海地震の発生地域だと言うのに。
加えて富士山が噴火すればその被害も甚大であろうのに。

少しは自分でも備える努力をしなさいよ、と思う。

私自身も実際に災害が起きれば自衛隊のお風呂をあてにはしているけれども
ある程度の物資は津波でながされたり、火で焼かれたりしなければ残るのだから
準備すべきだと思う。流されてしまったのならそれは諦めるしかないが
避難する時にある程度の荷物は持って出られるなら用意すべきだと思っている。
特に小さな乳幼児を抱えたお母さんは。
子供は待った無し。ミルクやおむつや着替えは必須だし、お母さん自身の着替えも1セットは
必要だ。乳幼児はミルクを戻したりする事も頻繁だから。


あの当時、ばあばと出かける途中で自衛隊の豊川駐屯地から出て行く
「 災害派遣 」という幕を取り付けた輸送用トラックとすれ違った。
「宜しくお願いします、私たちの代わりに。」
と思いながら運転していたっけ。

今、思い出してもなんか泣ける。

せめて自分の周りだけでも防災準備に真剣に取り組んでくれるといいが。