ぐうたら主婦 きっとの暮らしと遊び

ヘタレな主婦の山歩きとぐうたらな生活の中で思ったことなどを書き連ねてみました。

おばあちゃんの旅立ち

2017-10-14 08:24:34 | 日記
むこさんのおばあちゃんが旅立った。
御年97歳。

病院に入院していたが風邪をこじらせて・・ということだった。
最後まで見舞いに行っていた婿さんのお母さんやお父さん(息子)には
「ありがとうねぇ、気をつけてねぇ。」と気遣いを忘れないおばあちゃんだった。

牛子も良くしてもらった。

強い強いひとだったと思う。(80過ぎてからちょいちょい入院する事があったけども、新聞などをマメに
読んでボケないように努力していた)
骨折して車椅子になってからは、気が進まなくてもデイサービスに通って家業の邪魔にならないように
気を使っていた。
おばあちゃんを見ていると、自分ところのじいじは何と根性なしかと情けなく思ったりする。
比べてはいけないのかもしれんが、じいじの場合は寝たきりになりたくて寝たきりになっているフシが
ある。今まで伯父や伯母の寝たきりを見てきて、家でお嫁さんがこまめに世話をしてくれるという前提で
自分も寝たきりになったら甘えていられるとでも思ったらしい。

無理だね。
長男の弟は離婚してるし、次男、三男は離れたところに住んでいる。
ばあさんも83だから介護は無理。
だからと言ってデイサービスは行きたくない、と駄々をこね、
病院に入れば点滴の針を抜く、パジャマを勝手に脱ぐ(動けないはずなのに)という暴れよう。

私が行っても用が済めば寝たふりをする。

親ではあるが

“ この、クソじじい〜 ”
の文字が頭をよぎってしまう。

そんなわけで、きょうは夕方からお通夜があり、明日はお葬式。
お葬式にはうちのばあばを引っ張って行かなくては。
相方の弟が亡くなった時も通夜も葬式も顔すら出さない非常識な事をやってくれた。
今回は「めんどくさい」などと言う言葉を言わせない。

お恥ずかしい話、うちの親はそんなやつ。
普通なら自分の体調がどうだろうと、「それは大変だね、時間と場所教えて」
と言うのが親ごころというものであろう。

ともかく、おばあちゃんにはたくさん感謝をして送らせてもらおうと思う。