舶匝

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世紀末に「一兆円投資信託」というものがありました。或いは、手間を省くか、千載一遇の機会を省くか

2022-06-26 23:33:49 | 俳句
大手証券会社が立ち上げ、売り込んでいました。
しかし、
ネットバブル崩壊の直撃を経て、

いつの間にか消滅しました。

投資信託を使う最大の利点は、
手間を省けること。
特にインデックス・ファンド、
(例えば、日経平均株価やダウ平均株価の値動きに、連動して価格が上下する投資信託)
は、ジム・ロジャースに限らず、投資界の大御所たちも推している。

しかし、テーマ投資の投資信託は……


 企業が「環境」をうたいながら、企業行動や商品の実態が伴わず、環境意識の高い消費者を欺くことは、英語の「ホワイトウオッシュ(ごまかし)」になぞらえ「グリーンウオッシュ」と呼ばれる。投信でもそうした欺瞞(ぎまん)があるという指摘だ。

という疑念・手抜きだけでなく、
そもそも、テーマ投信は、

インデックスファンドの収益率を「上回り続ける」ことはできない

というデータに裏打ちされた経験則もある。

一方、株式市場を眺めると、
順当に成長している環境関連企業が、
それなりに存在する。
(その中には、日経以外の新聞紙面で、チラチラと出てくる企業もある。)

ESG投資を始めようとするならば、

テーマ型投資信託を買うだけでなく、

順当に成長している環境関連企業株式を買う(個別株投資。もちろん丁寧に調べた上で)、

という選択肢も入れておく事をお勧めします。

その結果、
手間を省くか、千載一遇の機会を省くか、
という二者択一になるでしょう。


丁字路に夏霞 ためらう跫(きょう)も (舶匝)

跫は、訓読みでは「あしおと」

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