おばちゃんの備忘録

物忘れが特技となってしまった自分のために、日々の出来事を記録しておきます。

仕事より人間関係…

2015-02-17 | 日記
久しぶりに元同僚とランチ。

ワタシの後に在宅介護職を辞め、
午前中のみの施設勤務になった
二人の様子を聞かせてもらった。

二人とも退職後2~3の施設を転々とし、
やっと落ち着いた様子。

高齢者の介護をする仕事。
思いやりがあって心優しい職員…
そんなイメージがあったけど、
何と 新人いじめがあるらしい。

二人とも個性が強い訳ではなく、
経験も5~10年。
即戦力として採用されても、
団結した一部の職員グループにに敗北。

勤務1日目から「無視」
3日間頑張ったらしいけど
50過ぎたら頑張りがきかないよ~と退職。

毎日何かしらミスを探して「利用者様の前で注意」
こうなれば利用者様との信頼関係も築きにくい。
2ヶ月間、一日も欠かさず続いたそうな。


以前勤めた訪問介護事業所での毎月の会議で、
主任が繰り返し話してくれた心得。

長い歴史を歩んできた利用者様です。
そして、自分たちもいずれ行く道、
誰かに手助けしてもらうのです。
だから今、自分たちは利用者様の尊厳を守り
思いやりを忘れずにお手伝いせていただきましょう。
仕事上ではお互いフォローしあうことも
忘れずに!


退職しても心に残っています。

施設の経営者、現場の責任者による職員の人間教育も
必要かと感じましたが、
介護施設の乱立人手不足職員が定着しない。
悪循環を繰り返しているような気がしてなりません。



テレビで介護施設の様子を見ていると、
ひとりの職員が2人の車いすの肘掛けを持って
物のように移動していたりするけれど、
忙しいのでしょうね。

二人の愚痴を聞いて(聞くだけ)少し疲れたけれど、
刺激もいただき、少し考えさせられました。