愛ーエステ

長年のエステティシャンとしての経験を生かし正しいスキンケアをお伝えします。

適職1

2018年06月05日 | 美容

自分が就いている職業を「天職」だと思っている人はどれくらいいるのだろう?

 

 

私はよく「手に職を持っているから羨ましい」と言われる。

 

 

 

確かに私は20代から、化粧品業界に居るし、好きで続けて来たのだけれど、

当初はエステティシャンになるつもりなんか毛頭無かった。本心は専業主婦で働かないで日々、家事と本を読みながら暮らして行きたかった。

 

 

 

それが、いざ結婚して子育てをしていると、ノイローゼになるくらい、自分が主婦業には向いてないと言う事が判明した。家事は決して嫌いじゃないけれど、社会から取り残された様な寂しさが日々募って来て、えいっ!!っと家事を止め、子供を預けて働き始めた。

 

 

 

30代の頃はエステサロンを転々としていた。化粧品業界の大御所に「コロコロ、サロンを替えるのは信用を無くすよ」とも言われた。

 

 

 

でも私は妥協というものが出来ない性格。好きで飛び込んだ業界だったのに、いざ、蓋を開けてみると、そこはドロドロした、お金の世界。

 

 

お客様の為にと表向きは謳っているものの、実際はノルマがあり、何が何でもコースに勧誘するか、化粧品を無理矢理販売するか・・・まず、売り上げありき・・・

 

お客様の為は後回し。華やかな職種に見えるかもしれないけれど、給料は安いし、仕事はハードだし、日々残業ばかりで、家に帰れば、バタンギュー( ;∀;)

 

 

今でも、大手のサロンは同じ様な状況で、この業界に夢を抱き、入社したものの、現実とのギャップに体も心も付いて行けず、離職するエステティシャンが多いと聞いている。

 

 

30代で小さなサロンを自営で始めた当初は、将来、何店舗も増やして行き、優秀なエステティシャンを育てるという夢があった。

 

 

でも実際、自分一人で経営していると、それは夢の、また夢で、私が本当に、心から楽しめて、ワクワクする仕事とは、あくまでも、一対一の接客である事に気付いた。

つづく

 

シミ、シワ、タルミ専門店

SOU創顔

http://sougan.main.jp/


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