私より少し年上の知り合いが、先日、小学校6年生の時のクラス会に行った時の話を。
皆で集まろうと声をかける人もおらず、その前に同窓会が開かれたのは30年以上前だったらしい。
久しぶりに皆に会えると彼女は楽しみに会場の飲食店に出向いた。
もちろん、その前にエステでピカピカに肌を磨いてから~(^◇^)
その店は畳敷の大広間が幾つもあり、たまたま会が重なったらしく、どの部屋も客でにぎわっていた。
知り合いは店のアルバイトらしき学生に小学校名を告げ、部屋はどこかと尋ねると、学生は部屋割りがよく分かっていないようで、大人数がいる部屋のふすまを開けた。
「こちらでしょうか?」知り合いは部屋を覗いてみた。
「もうちょっと年齢が下の集まりだと思うんですけれど。こちらは、ちょっと年齢層が高い方ばかりみたい」
すると自分の名前を呼びながら、中から一人の、お爺さんがニコニコしながら、近づいてきた。
顔をよくよく見たら、学級委員長をしていた男の子だった。
その部屋にいたのは高齢者の集団かと思ったら、自分のクラスメイトだったのである。
つづく
シミ、シワ、タルミ専門店
SOU創顔