日々是好日

楽しみあるところに楽しみ 楽しみなきところに楽しむ

そこに山があるから

2008年04月02日 | 日記・つぶやき
山登りをして、一番「自分で自分を褒めたくなる瞬間は」というと、
それは無事に下山して、今まで歩いてきた道のりを下界から眺めた時です。

「あぁ~あそこを歩いて来たんだ」という満足感に満たされる瞬間です。

一度登った事がある山は下界から見てもあれが○○山でその横にあるのが△△岳
と言った具合に、見る方角によって山の見え方も異なるのに、それでも良くわかります。

山登りは人生に良く似ています。

苦しい事もありますが、野山に生きている小さな命に感動することもしばしばです。
苦しみを越えて花畑を見つけた時の感動は、公園の花壇を見るのとは全然違います。
しんどかった山登りを終えて麓から眺める時の気持ちは、人生に区切りをつける時と
同じようなものかも…と思う時があります。

もしかしたら、人はこれだけの山や谷を乗り越えて生きてきたんだ…
という満足感を得るために生きているのかも知れません。

出来れば私の人生もそんな満足感を得られる人生であって欲しいと思います。

明日は苦しい登りの中の小さなオアシスお友達と「ご飯食べ」です