「綺麗な色を着なきゃダメだよ」
夢の中で言われたのか、実際に言われたのか、
良く分からないのだが、
友達に言われたこの言葉が、年明けからずっと
頭から離れなかった。
特に冬場は黒だのグレーだの、地味な色の服ばかりだ。
若い頃はそれなりに似合ってたようにも思うのだが、
年を取ると、段々ババくさくなってくる。
一番明るい「若草色」のセーターを着てみたら、
顔が明るく見えた。
やっぱ、綺麗な色を着なきゃ♪
北山通りにあるドログリーまで
毛糸を買いに行った。
ビーズ、リボン、毛糸などの手芸材料の量り売りの専門店だ。
京都駅前のユザワヤと違って、値段は少々高めだが、
色や種類も豊富に揃っている。
フランス製の毛糸は色も綺麗だ。アレも良い、コレも欲しいと
目移りする中、ピンク系の色を3色選んだ。
お店の方に編地や色の割合を相談して、
必要な分量を巻いてもらった。
とても細いモヘアの糸は、1本取りだと、セーター1着が
70gで編めてしまう。
が、少々透け感が強すぎる感じだったので、2本取りで
編む事にした。
同じ糸で編んだセーターのレシピも貰って、
帰宅し、早速ゲージを編んでみる。
私はちょっと手がゆるいので、
書いてある編み針より、1つ細めの針で大体
レシピ通りの目数になる。
ゲージの編み目を計算して、編み図を少し修正し、
配色を決めた。
やっぱり、綺麗な色は編んでいても楽しい。