日々是好日

楽しみあるところに楽しみ 楽しみなきところに楽しむ

比良山

2013年06月09日 | 日記・つぶやき


ひさしぶりに比良山に行ってきた。

朝はゆっくり寝てたので、登り初めの時間は11時前だった。
登りの途中で出会った人に「こんな時間から何処に登るんですか?」
と、聞かれた。

勿論、ピークには行かず、青ガレから八雲ヶ原に行き、
ダケ道を下りる予定だ。



沢沿いに登って行くと「青ガレ」と呼ばれる岩場がある。
此処は、かつて死亡事故も起きた事がある危険地帯だ。

石を落さないよう、周囲の様子にも注意して
慎重に通過。



青ガレが終わっても、急傾斜で浮石の多いガレ場は金糞峠の手前まで
続いていて、土砂崩れの傷跡もそこかしこに見られる。



金糞峠に到着。

真正面には琵琶湖の風景。
水上バイクの「ブゥゥ~ン」という音が、聞こえてくる。



峠を越えて西側斜面に下ると、急に静けさが訪れる。
ほんの少し下っただけなのに、もう水の流れが姿を現す。



川の流れを遡りながら、緩やかな斜面を登って行く。
静かで緑鮮やかな森の中は気分も爽快。

私は比良山の中でもこの場所が大のお気に入りだ。





八雲ヶ原の高層湿原に出た。

かつてこの辺りにはスキー場があり、湿原のすぐ横にはヒュッテが建っていたが、
建物やリフトは全て撤去された。

建造物が撤去されたのと一緒に、トイレや水場も撤去されてしまったのは
ちょっと残念だが、元の自然にかえすためなら仕方が無いか…



北比良峠まで登り返し、ダケ道を下る。



滑りやすく石ころの多い登山道を下る事、1時間ちょっと
漸く大山口まで戻って来た。
冷たい川の流れで手を洗い、暫し休憩。

林道でもなく、登山道でもない、荒れたガタガタ道を下り、
駐車場まで戻った。