ここ数週間は色々と用事が多く、デパート通いが
続いている。用事があって行っても、目的外の物に
目が行って、つい何か買ってしまうので、
お財布的にはあまり良くない。
今日は錦の「冨美家」で鍋焼きうどんを食べた。
昨日から少しずつ涼しくなり、今日はおうどんを
食べても汗をかかない。
京都では知る人ぞ知る、庶民のうどん屋だが、
元々錦通りにあったお店が、数年前に
堺町の錦を上がったところに移転、以前のうどん屋は
店頭販売のみになった。
昔はデパートや錦に買い物に来た主婦が、ちょっと寄って行く
といった感じのお店だったが、最近では観光客の姿も
多くなり、店の雰囲気もモダンな感じに変身した。
しかし、庶民的な味と値段は以前のままで、
中で働くスタッフも変わらない。
年季の入った従業員の客あしらいは大したもんで、
少しの無駄もなく、てきぱきとした働きぶりは
素晴らしい。
冨美家なべの値段は650円、きつねやしっぽくや鍋焼きと
かやくごはんのセットでも、1000円を超えるメニューは無い。
京都のうどんはまた美味しそうだね。
お値段も納得
昨日の反省会は「一休」ってチェーン店。
ビールは一杯190円!
小ジョッキと中ジョッキの間くらいのグラス。
(会員価格かも?)
飲み屋もデフレだね。
ちょっとお昼って言ったら、
やっぱ、おうどんなんですよね。
(お蕎麦じゃないんだよ…)
京都のうどん屋は、うどんもお蕎麦もやってるので、
必ず後ろに「うどん」か「そば」を付けます。
「鍋焼きそば」はありませんが…
それにしても、ビール1杯190円って…!?
安っ!
私はうどんより蕎麦ですが、鍋焼きうどんは別格です。
寒い日には身体が温まります。
それでいて蕎麦を食べるときは、冬でも盛り蕎麦。
でも、有っても食べないナ「鍋焼き蕎麦」。
と、良く言われますが、それは本当です。
お好み焼きをおかずにして、ご飯を食べます。
焼きそばも、おうどんも、ごはんと一緒に食べるの
平気。。。
でも、お蕎麦とご飯は一緒にはしないなぁ~
うどんスタイルのお蕎麦の時は「にしん蕎麦」
それ以外は「ざるそば」(時々天ぷら付き…)
を好んで食べています。
でも、おうどんとお蕎麦、食べる割合は
やっぱ9:1で、おうどんですね💦
ところで「もりそば」と「ざるそば」は、基本的には
同じですよね…!?
今のような「蕎麦きり」の出現は後のことだそうです。
当初は茹でずに蒸して供された
今でもセイロに盛られるのは、その名残とか・・・
あたたかい「かけ」はどうしたのでしょうね?
あたたかい蕎麦も当初は「かけ」だけで、具がのった「種もの」は後発。
西日本では、甘辛く煮た油揚げがのったのが「たぬき」でしたっけ?
東日本では油揚げがのったのは「きつね蕎麦」で、
天かす(揚げ玉)がのった「たぬき蕎麦」と区別します。
うどんも同じ区別の仕方です。
讃岐あたりでは揚げ玉はサービス品のトッピングとか・・・
「もり」と「ざる」の違いには諸説ありますが
私が聞いたのは蕎麦汁の辛口が「もり」、甘口が「ざる」の説です。
一般的には、細く刻んだ海苔を散らしたのを「ざる」と称し
「もり」より高値が設定されています。
落語にも出てきますが、蕎麦は「手繰る」と言うのが粋だとか。
5~6本を箸で摘んで、蕎麦の下方を濃い目の汁にチョンと浸け、喉に流し込む。
いちいち噛むのは野暮らしく、「喉で切る」というようです。
私の食べ方は、海苔なしの蕎麦を、濃い目の汁にチョンとつけ、一気に啜り込みます。
イヤミな食べ方ですねぇ・・・(笑)
「甘ぎつね」、味付けしてない刻んだお揚げさんが、
入っているのを「刻みぎつね」と言い、
2種類あるきつねうどんを、区別しています。
きつねうどんを、餡でとじたのが「たぬき」
要するに餡かけうどんの油揚げ入りの事です。
大阪では、きつねそばの事を
「たぬき」と言うようです。
京都ではきつね蕎麦はきつね蕎麦です。
天かす入りのうどんは、メニューに無いと思います。
少なくとも私は、お店で見たことがありません。
(家ではやったことありますが…)
ざる蕎麦の食べ方にも拘ったことは無いですね~
普段は、口に入るだけのお蕎麦を箸に取り、
おつゆにどっぷり浸けて、ズルズル言わせる…
啜るって感じとは程遠いです💦
ちなみに、私は蕎麦アレルギーなので、
蕎麦湯まで飲むと、身体が痒くなります💦💦
それでも、時折無性にお蕎麦が食べたくなって、
勿論、蕎麦湯まで飲みます(笑)