京都市美術館にモネ展を見に行った。
マルモッタン・モネ美術館所蔵の作品が来ている。
「印象派」と言う呼び名の由来となった「印象 日の出」は
ホテルの窓から見える港の風景を描いた作品で、
21日までの期間限定展示だ。
(22日からは「チュイルリー公園」が期間限定展示されるとの事だが、
3月19日からは同じく京都市美術館で「ルノワール展」がある)
日頃の運動不足に後ろめたさを感じつつ、山登りに行く気分でもないので、
とりあえず、美術館までの行き帰りは歩く事にした。
往復のバス代で、絵葉書の2~3枚でも買えるだろう。
最晩年に描かれた「日本の橋」は、最早何が描かれているのか
判然としないほどに荒々しい作品だった。
白内障を患い、かなり目が不自由だったというから、
きっとそのせいだろう。
お昼はドイツパンの店でサンドイッチを食べた。
小さな店だが、イートインコーナーがあり、
お店の中で頂く事が出来る。
室内のカウンター席とテラスのテーブル席があり、
私は外で食べた。
おっしゃる通り、晩年に白内障を患ってからの
作品は具体的な形をなしていませんね。
それでも印象派、それだからこその印象派?
荒々しい筆遣いと色彩には、
モネに対する概念を打ち破られましたが
画家の内面の奥深くを見たような思いを抱きました。
晩年の作品は強烈な印象でした。
ちょっと離れたりして、よ~~く見たら
橋に見えなくもないけど。。。
確かに私もモネの概念を打ち破られた思いでした。
お土産には、以前の概念の範疇のポストカードを数枚
やっぱ、モネはこうでなくちゃ(^^ゞ