上の記事だけど、歩行中の交通事故「7歳」が最も多い理由・・これは、経験的にとても思い当たるものです。
実は、つい先日のことなんですが、歩道を歩く道すがら、車道とぎりぎりの歩道側を小学生低学年くらいの男の子が一人で歩いていてね。
この先にある、プリントを使う塾に行くようないでたちだったから、多分そうなんだろうけど。
ひとり遊びみたいに、わざと道なりに、車道ぎりぎりの歩道を歩いていたんですよ。時には歩道と車道を分ける縁石の上を歩いたり。
たまたま、車の往来が少ない時間帯だったから良かったものの、夕方くらいだったら、帰りを急ぐ車がわりとスピード出して通る道。
万が一でも、車道側に転んだりしたら、と思うとぞっとして、思わず声をかけたんですけど。
「車が来るから、端っこ歩くの危ないよ」って。
男の子は、「ありがとうございます」ってなぜかお礼を言ってくれて、
今度は、歩道の逆側、お店側のぎりぎりを歩く遊びに変えたみたいでした。
この年頃って、だんだん物事の道理がわかってきて、大人の言うことの意味も察するのだけど、やっぱり子どもらしい幼さもあって、6歳・7歳って、かわいいなと思います。
「そっち側の端っこなら安全ね」と言ったら、にかっとした。
あと「魔の7歳」ってすごくよくわかる、昔の記憶だけど。
息子が幼稚園の時、信号のない横断歩道を通って帰る道がありました。
同じ幼稚園で、1つ先輩で、春に小学生になった男の子が、私たちと同じ道を通って帰るんですよ。幼稚園時代はママといっしょだったんだけど、小学生になったら保護者なしで帰る。
横断歩道であっても信号がない道は、まず車は止まってくれないから、経験的に、車が行くのをやり過ごしてから、渡ります。
ところが、1年生になると、保護者の目がないし、早く帰りたい気持ちもあるのか、車がすぐそばまで来ているのに、その時、その子は突然、横断歩道に向かって飛び出して行ってしまった。本当にあっという間の出来事でした。
車より先に渡りきるぞ、と言う自信みたいなのがあったのでしょうか。確かに、ぎりぎりで渡れましたが、端から見れば自殺かよと思えるような無謀な行動です。車の運転手はさぞかし驚いたことでしょう。
「バカヤロー!」とかなんとか、何かすごい剣幕で怒鳴ってました。
たまたま見ていた私たちも、心臓が止まるかと思うくらい、肝を冷やしましたけど
運転手に対して、あなたが最初から、止まってくれたなら問題は起こらなかったのに、心の中で思いましたよ。
尚、この道で何度も幼稚園の送り迎えをしましたが、必ず止まってくれた車が2種類、ありました。
それは、免許取得のため路上テスト中の車と、巡回のパトロールカーでしたけど。
それはさておき、だからね、1年生って危ないって思います。
記事にも、子どもの発達段階から、
>一方で、6歳以上になると子どもはより自立するようになり、危険なこともできるようになります。この時期のこどもは自分がおとなになったことを証明したくなる年頃ですが、まだ音や距離、車の速度を判断するのが得意ではないとされています
と、書かれてましたが、その通りだと思いましたね。
また、子どもが一人で、横断歩道を安全に渡れるのは、10歳からとも、書かれていました。
個人差はあるでしょうが、大体の目安としてそのくらいかなあと私も思います。
我が家では、高校生になっても自転車通学だったので、信号が青の時も運転手さんの顔を見てちゃんと止まったら渡れ、と口を酸っぱくして言っていました。
特に友達同士で話しながら運転しているおばさんは、話に夢中で赤になっているのに気づかないで、スーッと来る時もあるから気をつけてとか・・(経験談)
学校に上がって、お子さんが手が離れてほっとしているときこそ、一瞬の油断で取り返しのつかないことになる場合もあります。
保護者の方だけでなく、地域の見守り、なるべく周囲の大人も気をつけたあげたいなと改めて思いました。